イングレス・ストーリーに登場する企業4社おさらい(改訂)

本記事は2016年8月23日に投稿された記事「バックストーリーに登場する企業4社おさらい」を一部改訂したものです。

イングレス・ストーリーの中でも重要な役割を果たしている4つの企業について、調査報告書と思しき資料を見つけたので和訳してみました。なお報告書はいずれも2013年時点でのものであり、業態・経営者などは現在(2016年8月)のものと異なっている場合があります。

Hulong_logo.png【ヒューロン・トランスグローバル社】(原本)

Hulong_JP2.png通常のプレーヤーにとっては「アノマリーのルールを発表する会社」としての馴染みが深いでしょうか。中国に拠点を置き、黒社会とも縁の深い企業で、その取扱う商品をはじめ詳しいことはほとんどわかっていません。この時点で創業者はアーウィン・ヒューロンとありますが、現在の最高経営責任者はユェン・ニィとなっています。

NIA所属アナリストであったユェン・ニィはヒューロン社に対し、秘密裏に持ちだしたナイアンティックの内部情報と引き換えに、自身と側近であったエゼキエル・カルヴィン博士の身請け交渉をして、一度は失敗に終わります。交渉を妨害したのは...(以下小説読んでね)

なお、 +GreyWagtail ENL Agent さんの調べでは「ヒューロン」よりも「フーロン」の方が発音として近いのではないか、といった説も出ています。
https://lycaeumcommunityarchives.blogspot.com/2016/08/ingress1.html(Lycaeumアーカイブ)
また一部 +GreyWagtail さんの和訳をそのままお借りしています。
SE_logo.png【ストラテジック・エクスプロレーションズ社】(原本)

SE_JP2.pngヒューロン・トランスグローバル社の子会社で、事実上の民間軍事会社。
Ingressプレーヤーにとってはスキャナのストア内通貨である「カオティックマター・ユニット」の実用化を手がけた会社として知られているかと思います。

経営者のひとりであるアントワーヌ・スミスはアンチマグナスとも深い関わりがあり、イージス・ノヴァ・アノマリーの少し前にヤーハンの指示を受けてナイジェル・モイヤーを尋問、うっかり殺害してしまった危険人物でもあります。

IQT_logo.png【IQテック・リサーチ社】(原本)

IQTech_JP.pngこちらもプレーヤーにとっては「アノマリーのルールを発表する会社」であり、他にローソン・パワーキューブやウルトラストライクなどのXM構造物の開発、XM集積車両・NLシリーズの開発などで知られています。

創業者は心理学者ラケル・サンチェス博士とありますが、現在は最高経営責任者代行をアブリル・ロラゾン氏が務め、エゼキエル・カルヴィン博士も要職に就いています。
どうやらカルヴィン博士はナイアンティック・プロジェクト活動時から秘密裏にこの企業と関係があったようです。
また最近になって注目された新キャラクター・司アキラ少佐元はIQテックに所属していましたが、カルヴィン博士に実績を認められ、新たにIQテック・イーストを任されました。

Visur_logo.png【ヴィスル・テクノロジー社】(原本)

Visur_JP.png「啓示の夜」事件からの逃走後、デブラ・ボグダノヴィッチ博士が友人の伝手を頼って身を寄せたのがヴィスル社でした。

プレーヤーにとっては他の3社に比べてやや馴染みが薄いかも知れませんが、ここも時々アノマリーのルールを発表しています。また一時はオリバー・リントン=ウルフ博士が在籍、スキャナ機能の改良AXAシールドの開発などを手がけました。


ストラテジック・エクスプロレーションズを除く上記3社は、スキャナ上で何かあるたびにゴソゴソとオンラインで3社会談をしているようです。3社間の仲はそれほど悪くないのでしょうか(笑)。

しかし、調査報告書を出しているGLOVAL DATA ANALYSIS GROUP, INC.という会社も実態のよくわからない調査会社のようですが・・・お前調べる気あんのかってぐらい何にもわからない資料ですね・・・(笑)。

バックストーリーと現実のプレーヤーをつなぐ4つの企業、あらためておさらいしてみました。

#ingress #backstory_jp


追記:

各社の資料についてはProject Lycaeumでも日本語訳を公開しています。

2013/05/04 ヒューロン・トランスグローバル社の概要
2013/03/11 IQテック社のプロフィール
2013/06/01 ヴィスル・テクノロジー社:会社概要

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【ややこしい】3つの"NIA"について