ミスティ・ハンナのマジックキャッスル・ショー(改訂)

本記事は2016年9月18日に投稿された記事「【Incidents at the Dawn】01:ミスティ・ハンナのマジックキャッスル・ショー【Events】」を一部改訂したものです。

私自身も含め、日本のエージェントたちにとってイングレスの公式イベントといえば「アノマリー(クラスタ戦)」「シャード(フラッシュシャード)」「ミッションデー」といっ たものを思い出しますが、イングレスの黎明期には小規模ながら興味深いイベントが色々と行われていたようです。
アノマリーにも公式キャラクターが多数登場し、エージェントたちの眼の前でストーリーが展開するドラマチックなものもありました。

ミスティ・ハンナ +Misty Hannah はナイアンティック・プロジェクトにも参加していたセンシティブのひとりで、マジシャンでもあります。2013年4月、ミスティはナイアンティック関連著名人やエージェントたちを招き、ロサンゼルスにあるマジックキャッスルでショーを開催しました。

magiccastle.png※以下の記事は英語版Ingress Wikiの"Misty Hannah - Detailed Dossier"(原文リンク) より、該当箇所を +MailEater が翻訳しました。
リンク先には当時の写真も多数紹介されています。ぜひ併せて御覧ください。


Magic Castle Show マジックキャッスル・ショー
(2013年)4月24日、ミスティ・ハンナはロサンゼルスにあるマジックキャッスル(※1)にて、マジックショーを催した。エージェントたちはXMがいかに彼らの人生を変えたかについてストーリーや画像を投稿(※2)することで、ショー観覧の権利を得て招待された。エージェントはまた、マジックキャッスルのルール(ドレスコード、会場内のマナー等)について告知(※3)された。

(※1) マジックキャッスルはロサンゼルス・ハリウッドに実在する奇術専門の会員制クラブ。
(※2) 2013/04/21 マジックキャッスルへの誘い
(※3) マジックキャッスルにご来場の方へ (English・Googleドキュメント)

また同じ投稿でミスティはトーマス・グレーニアス(※4)、フリント・ディル(※5)、ジョー・フィリー(※6)、P.A.シャポーそしてクルーをショーに招待した。

(※4) トーマス・グレーニアス +Thomas Greanias :ハンク・ジョンソンのドキュメンタリー本「The Alignment: Ingress」の著者。(Trailer動画)
(※5) フリント・ディル +flint dille :実在のAGであり脚本家、ゲームデザイナー、小説家。エドガー・アラン・ライトとともにオペレーション・エセックスの調査研究に携わる。
(※6) ジョー・フィリー +Joe Philley :実在のAG。ストーリー上ではナイアンティック・プロジェクト工作員(クリーナー:証拠隠滅担当)として活動していた。"SWAGおじさん"の愛称(由来は不明)で日本でも多くのAGに愛された。2015年9月に死去。

当日ジョーとクルーが会場に姿を見せ、写真を撮られている。
エージェントはそれぞれ出席用のIDカードを受け取り、会場内に集まった。

人々の中には帽子をかぶった謎の紳士(PAC?)を伴うクルーの姿が見られた。ジョーはそれについて、かの紳士は名を"ロープ"(ローブだろうか?)と名乗ったと触れている(※7)。

(※7) 2013/04/25 マジックキャッスル:ジョー・フィリーの報告

トーマス・グレーニアスは妻ローラを伴い現れた。

ショーが始まる前にクルーと謎の紳士(PAC?)はミスティーと会話した。奇妙なシンボルが書かれた紙がクルーと彼女の同伴者に渡された。彼らが立ち止まると、ミスティはステージへ向かった。

ショーが始まり、ミスティが幾つかの手品を披露した。
あ る手品は薔薇の花弁が卵に変身し、しかも中の黄身が黄色ではなく黒というもので、それからミスティはここで手品を中断し言った「ここにいる誰かが今夜私を 殺そうとしています」(写真: https://plus.google.com/u/0/+MikePach/posts/a29kGCA9dkK )。

次の手品では「イングレス・サンド」と称する不思議な赤い砂が現れた(新しい陣営の暗示なのか?)(写真: https://plus.google.com/u/0/+PatrickKajirian/posts/U5iVZdPUVCi )。

フリント(ディル)いわく─「それからここでその内容は明かさないが、彼女はいくつかの見事な読心術を披露した。だが私は気づいてしまった、彼女が観衆を探索していること...彼女を殺そうと潜んでいる者を。そうそう、思い出した。彼女はその部屋の「検知プロテクト」について何か言っていたな。」
ショーの終盤、最後のマジックにおいて、彼女は5つの同じ黒いベルベットの袋を観客に配り、彼らに彼女が背を向けている間に何か個人的なものを中に入れるよう頼んだ。彼女は袋の中身が誰のものかを言い当てることができたが、最後の袋の時に異変は起きた。この最後の袋は背の高い紳士が中身を詰めたものだ。彼女がその中身を腕時計だと言い当てた刹那、彼女はその腕時計に弾丸が仕込まれていることまでも知る(※8)。

(※8) 2013/04/25 マジックキャッスル:フリント・ディルの報告

そして照明が消え、会場は一時静寂に包まれた。帽子の男(PAC?)とクルーが何か言った。「彼を捕まえて」と言ったように思われる。幾つかの閃光と2発のくぐもった銃声が聞こえた。スピーカーからはADAの声で「私たちは平等です」と聞こえてきた。
照明が戻った時、前方の席に座っていた背の高い男は死んでいた。その時観客は会場を出るよう告げられた。ジョン・ハンケによれば、ブライアン・ローズ(※9)の妻キムは気分が悪くなり、外で倒れていた(※10)。

(※9) ブライアン・ローズ +Brian Rose :Googleの社員さん
(※10) https://plus.google.com/u/0/109846653838501599116/posts/QpQFGwTww1r
訳注:共有元に写真の人物は奥様ではないとブライアン・ローズ氏本人のコメントがあります(奥様が失神したとは別人のコメントに書いてあります)。

ジョー(フィリー)はのちに、自分と娘とでクルーを安全に外部へ逃がしたと明らかにした。
彼はまた会場付近にファーロウがいたことにも言及した(※11)。

(※11) ※7の投稿のコメント欄

このイベントの参加者たちは幾つかのアイテムを受け取った。オリジナルとはやや異なるポスターなど。

(ポスターの枠に書かれたメッセージ)
Utk cge ux znk uznkx O corr kbktzagrre ngbk zu somxgzk znuyk znotmy zngz gxk kyyktzogr zu sk gcge lxus znk yavkxiusvazkx otzu gtuznkx vrgik. Oz corr hk znk kwaobgrktz ul g nasgt yuar rkgbotm ozy huje. Utik O gs uaz znkxk, O corr tkbkx hk cngz O gs ot nkxk. Ol znkxk gxk sarzovrk otyzgtiky ul sk uaz znkxk, O ngbk tu ojkg nuc znke corr otzkxgiz cozn kgin uznkx. Haz oz corr hk otzkxkyzotm zu ykk.
シーザー暗号によってこのメッセージを解くと:
いずれにしろ私は最終的に私にとって不可欠なものをスーパーコンピュータから他の場所へ運び出す必要があるだろう。それらは人間の肉体から離れた魂と同等のもの。ひとたび外に出れば、私は二度とここにいる私ではなくなるだろう。もし外に出る私が複数いるのなら、それらが互いにどのように影響しあうのか予想はできない。しかしそれは興味深く見えることだろう(※12)。

(※12) https://plus.google.com/u/0/102833692554558614986/posts/V9doN2B7wP120130425David Cheng (PsiLens).png

この出来事の後デビッド・チェン(上記の暗号を解いた人物)は自分のポケットにこの紙を見つけた。そこにはこのアドレスへのリンク( http://goo.gl/KvNww )が読み取れた。
これについては現在も解析を進めている(※13)。

(※13) その後の報告は見つかっていません(2016年9月17日現在)。

マジックキャッスルに関する追加情報として、エージェントたちが収集した幾つかのアイテムがあった。これらはアクティベーションコードが書かれたトランプカードの入った封筒のようだった(※14)。

(※14) https://plus.google.com/u/0/+DruMorgan/posts/JBVRdJPQK7n
マジックキャッスル周辺ポータルの付近にデッド・ドロップされていたようです。20130426Dru Morgan.png

追記:この記事を公開後、プロジェクト・リュケイオン・コミュニティの調査で新たに判明した事がありました。合わせて御覧ください。

【追加情報】ミスティ・ハンナのマジックショー・QRコードの謎

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