【Ingress Lore】The Glyph Arc 05:ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(後編)【完結】
本記事は2016年10月24日に投稿された記事「【Ingress Lore】The Glyph Arc 04:ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(後編)【完結】」を一部改訂・改題したものです。 |
第4回は非常に長いパートであったため、前後編に分けてお送りいたします。こちらは後編です。
(第4回・前編) https://wrapup.lycaeum.net/2016/10/20161023-034008.html
「The Glyph Arc(グリフ物語)」 第4回(後編)では、クロスプレインズで考古学者ハンク・ジョンソン +Hank Johnson が発見したグリフについて、記号論学者キャリー・キャンベル +Carrie Campbellとのやりとりに、多くのエージェントたち、そして3つのXM企業を巻き込んだ情報争奪戦へと事態は発展していきます。
※以下の記事は英語版Ingress Wikiの"LORE(original lore overview)"(原文リンク)より、該当箇所を +MailEater が翻訳したものです。
※2022/05/22:一部参考リンク先を日本語訳へ変更しました。
ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013) 二人が直接対面したという明示はありません。 ヒューロン社はエンライテンド陣営に今後協力し、エンライテンドの利益となるXMテクノロジーの開発に便宜を図ると提案した。 問題の動画は削除済み:荷物を保持するメンバーをこれ以上危険に晒すわけには行かない、として問題の荷物を燃やしている動画です。 代わりにロンドンの活発に活動するエンライテンドは彼ら側の主張として、誰もが独占により有利にならない、公へのグリフ(※32)解放という方法によって届けることを決めた。
3社(IQテック、ヒューロン、ヴィスル)は全体的にこの件に対して同じ姿勢を取り、成り行きを静観することに決めた(※39)。 ハンクはまたもや土壇場で行くことができなくなり(※40)、彼の代わりに使者を送った。これがオペレーション・ヴォイニッチ(※41)の発端である。これはエンライテンドが勝ち(※42)、キャリー・キャンベルは彼らに幻視記録のページを含む荷物を届けたようである。 |
この中で興味深いのは、タイムゼロ・アノマリー後に一般のエンライテンドエージェントと思われる人物がストーリーに関わってきていることです。グリフをめぐるXM3社との交渉は、いったいどこまでが真実だったのでしょう?あるいは全てが真実?全てがフィクション・・・?
また(※36)で紹介されているキャリー・キャンベルの幻視記録、どこかで見たことがありませんか?
そう、2015年2月、東京の国立新美術館で開催された第18回文化庁メディア芸術祭において、初めて 啓示の夜のパワーキューブ が公開された際に、会場の床に書き殴られていた大量の落書き。あの中にこれと同じものがありました。床の落書きにもキャリーの手記同様、多くの謎が秘められていたようです。
以上、5回に分けてお送りした 「The Glyph Arc(グリフ物語)」 は、これでひとまず完結となります。
バックストーリーにおいて「グリフ」が注目されたのはこの時期が最初でしたが、スキャナへのグリフハック実装は2014年2月のことで、この頃はまだ一般のエージェントにとってグリフは見慣れないシンボルでした。
これらがどのようにしてスキャナへ実装されるに至ったのかについても引き続き調査し、何かわかればまた報告していきたいと思います。
なお末筆になりましたが、資料調査にご協力頂いたムスタファ・サイード氏に感謝申し上げます。
+Mustafa Said thanks for the cooperation of to my investigation.
INDEX:
1.ジム・ボウイ
2.H.P.ラヴクラフトとロバート・E.ハワード(20世紀初頭)
3.ミスティのシンボル(2013年)
4.ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013年・前編)
5.ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013年・後編)
※誤訳等ありましたらコメント欄にてご指摘いただければ幸いです。
#ingress #backstory_jp
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