【ざっくりキャラクター紹介】NIA・国家情報局【基本資料】

主要キャラクター説明・今回はNIA編です。NIAと言えば多くのエージェントにとってはイングレスを配信・運営するナイアンティック社の略称として知られていますが、本来は「 The National Intelligence Agency(アメリカ国家情報局) 」の頭文字であり、ナイアンティック計画を主導した極秘の諜報機関を指しています。「啓示の夜」事件を境に、P.A.シャポーらによって少しずつ情報が明らかにされたその組織と関係者たちについてご紹介します。

※一部の人物はタイコが出版したコミック「イングレス・オリジン」などで顔が見られますが、ストーリー本編ではほとんど顔が登場しないためシルエットで代用しています。

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  • The National Intelligence Agency (aka the NIA):国家情報局 (NIA)

公式には冷戦時代に現在のCIA(アメリカ中央情報局)に統合され、現存しないとされる諜報機関。その実、水面下でフリンジサイエンスや極秘の研究プロジェクトを継続していたとみられ、ナイアンティック計画もそのひとつであった。過去にはプロジェクト・ワイダやマリー・セレステなどがあり、プロジェクト名に沈没船の名前を使用するという特徴がみられる。北米各地に古代遺跡や一般住宅にカモフラージュされた施設が存在し、2017年10月にはそのひとつと目されていたワシントンDCの集合住宅で爆破事件が発生した。
2012/11/03 誰が何のために送りつけてきたのか
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【ナイアンティック計画に至るNIAの事業について】

  • The Niantic Project:ナイアンティック計画

エキゾチック・マター(XM)に関する特性や人体への影響を研究するため、NIAによって設立された研究機関。ジュネーブにあるCERN(欧州原子核研究機構)の地下に研究施設を構え、諸分野の科学者及びセンシティブと言われる特殊な能力を持つ芸術家たちが参加した。2012年11月、参加研究者のひとりオリバー・リントン=ウルフ博士のパワーキューブ実験失敗によるXM大量漏出事故...いわゆる「啓示の夜」事件によってプロジェクトは閉鎖されることとなった。現在世界中のエージェントによって利用されているイングレス・スキャナーアプリはナイアンティック計画においてエキゾチック・マターのクラウドソース研究の一環として開発され、「漏洩」したものである。

  • Jay Phillips:ジェイ・フィリップス

元NIA工作員であり、ナイアンティック計画においては運営保安部隊として従事した。NIAのディレクターを経て臨時局長に就任。XM検出車両ノーベンバー・リマ(NL1331)の管轄権をめぐる騒動の中心人物でもあった。2017年、新たな研究資金調達のためホワイトハウスのショー・ヘンソン氏と交渉を開始、アメリカにおけるXM研究継続の重要性をアピールしてきたが10月に起きたNIA施設爆破事件によって死亡。

  • Ken Owen:ケン・オーウェン

元NIAディレクターのひとりであり、ナイアンティック計画終了後は漏洩したスキャナーアプリ及びナイアンティック計画の隠蔽工作...それらはあくまで「ただのゲームと、ゲーム上のフィクションである」として各種の広報を主導してきた人物。表向きには政治家の広報顧問などを務め、政界とも広いつながりがあったとみられる。2017年9月、ワシントンDCで殺害された。
2017/09/11 ケン・オーウェン死す?

  • Hubert Farlowe:ヒューバート・ファーロウ

元NIA特殊工作員。フィリップスと共にナイアンティック計画の運営保安部隊として従事、研究者の警護などを担当した。「啓示の夜」にジャービスの遺体からXMの影響を受けセンシティブとなり、デヴラ・ボグダノヴィッチを追跡中に死亡後はポータルネットワーク上を移動できる特殊な存在となる。ハンク・ジョンソンら既知のシミュラクラとも特性が異なり、その正体は明らかにされていない。デヴラの守護を自らの使命とし、彼女の身辺に付き添っている。

  • 855:暗殺者855

元NIA特殊工作員、後にフリーランスの暗殺者として独立。「啓示の夜」後はフィリップスの依頼によりファーロウやデヴラ、P.A.シャポーらも彼に命を狙われた。本名などの素性は一切明かされておらず、様々な偽名や変装を使いこなす。2013年4月頃にADAに精神を乗っ取られていた時期があり、その残滓が今も残っているらしい。2015年8月にはそれを利用したインターフェースとしてヘンリー・ボウルズと組み、ADAのシャットダウン計画を実行。2017年9月のケン・オーウェン殺害の実行犯であることが発覚したが、依頼主は不明。

元NIA職員、「クリーナー」として工作員の証拠隠滅などを担当していた。その後ナイアンティック・ラボに所属し、アノマリーや各種イベントで現地へ赴き、エージェントたちとも広く交流した。2015年9月に病死。

  • Yuen Ni:ユエン・ニィ

元NIAディレクターで、エゼキエル・カルヴィンと共にナイアンティック計画の運営に携わった。プロジェクト閉鎖後はヒューロン・トランスグローバル社へ移籍、2014年12月にCEO代理となった。
2014/12/06 ファンの休職とニィの台頭:プレスリリース

  • Henry Bowles:ヘンリー・ボウルズ

ナイアンティック計画ではADAの主任開発者として、オムニボアのコードベースを元に機械学習アルゴリズム及び会話形インターフェースを組み込んだ。2015年8月には855と組んでADAのシャットダウン計画を実行。2017年9月のケン・オーウェン殺害事件では監視カメラへの工作を行なったことが疑われている。
2013/10/03 エイダの分析

  • Omnivore:オムニボア

NIAによって開発された機械学習プラットフォーム。そのコードベースはADAを始めとする各種諜報や監視活動の目的に合わせ様々なプログラムの開発に応用されている。通常「オムニボア」と言う場合にはNIA内部で運用されているオムニボア・データセンターを指し、ナイアンティック計画閉鎖後に流出したADAのノード探索及び破壊を試みるのにも使用された。開発の過程でP.A.シャポー(当時リチャード・ローブ)により構築された情報収集モジュール「トゥルースシーカー」が組み込まれていると考えられている。
【漏洩文書】最高機密METIS・ADA開発秘話【ADAの系譜】
2015/03/20 ローブの組んだプログラム


※本記事作成には下記のページを参照しました。

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