エージェントオリンピアード2018

短期集中連載
エージェントオリンピアード2018
〜そのストーリーを追う編〜

エージェントオリンピアードとは何か?「司アキラ所長が2017年に開始した最高のエージェントを探し出す実験」である。

主催者である 司アキラ所長 は、イングレスバスであるNL-PRIMEの開発と運営にも深く関わっており、車内高濃度XMに晒された乗客から、適合した高レベルXMセンシティブを秘密裏にリクルートしてきた。

彼女はそれだけに飽き足らず、新規エージェントの育成と、短期間での最高レベルを目指す訓練手法の開発にも力を注いでおり、その手段の一つとして企画されたのがこのAOである。(だからこそ実験の成績値はMUではなく、APで数値化されたのであろう。)

参考(AO誕生秘話・司アキラの目論見)

ちなみにアプリをリリースしているN社の関係者からも、 Ingress PRIMEでは旧来のスキャナーにもあった「チュートリアル機能」をかなりボリュームアップする とのリークがされており、もしかすると司アキラもその開発に関与しているのかもしれない。

前回のAgent Olympiad(2017)で50人の被験者たちは、 送迎バス内では車載カメラとセンサーで、現地では暗闇に紛れ飛んでいたドローンにより監視されていた ことが、NLプライム絡みのデッドドロップ・メディアにより判明している。
参考(AO終了後に発見された司アキラ所長への報告書)
https://plus.google.com/photos/photo/110197165223711438785/6439227728336797250

これによると、AO実験地となった富士急ハイランドは 「人工的アノマラスゾーン」 として構築され、被験者たちは精神的・肉体的な高負荷を与えられた極限状態でも高い意識レベルで行動することが観察された。司アキラ所長は、彼女の想定を超えるようなパフォーマンスを見せたエージェント達に満足し、第一回AOは幕を閉じた。

※アノマラスゾーンとは、XMの影響により時間と空間が不安定に交錯した謎のエリア...オカルト好きな方にはトワイライトゾーンとかアウターゾーン、て言うのが分かりやすいかも。(モルダー、あなた疲れてるのよ...。)

しかし、 AOはまだ終わってなどいなかった。
報告書にもあるように、「実験」には再現性の確認と変動性の調査が必要なのだ。

2018の募集要項には「今回の実験には新たなチャレンジが準備され、今までより更に刺激的な環境となるでしょう。」とされている。
当然、視聴者側に提示される差し入れ類も強化されており、盛り上がれば盛り上がるほど遠隔干渉から発生するXMも、より増大するだろう。

司アキラ所長と、彼女の優秀な助手(主にペッパーくん)が仕掛けるという新たな負荷はとは、一体何なのか?辛いのか、重いのか、被験者はその試練を潜り抜けることが出来るのだろうか?!それともまさか3人の予備要員の出番が来てしまうのだろうか?!

ちなみに司アキラ所長には愛らしい外見とは裏腹に、NL1331シリーズの運用権限を巡り、ワシントンD.C.での第一級殺人の重大な嫌疑がかけられている。本当は恐ろしい女性だ。
参考(容疑者、司アキラ)

また、福岡ミッションデイ+のアフターパーティーで流された動画で、 Osiris・シークエンスとは何か を最初にNIAに報告したのも司アキラ所長であった。
今年の四月から行われた「Passage to Osiris」イベントの最後がこのAOだが、彼女は7月の札幌から始まると言う「Osiris」シークエンスや、そのアクセス手段たる「Primeスキャナーアプリ」に最も近い登場人物の一人だろう。
それは、何を意味するのか...

参加する被験者達は、かよわいモルモットエージェントとして人体実験に甘んじてしまうのか?それとも、司アキラの想定を更に超えて、超人的センシティブなパフォーマンスを魅せてくれるのか?!
見逃せない戦いがいま、始まる!

#AgentOlympiad2018

前へ

2018年6月10日~16日

次へ

エージェント・オリンピアードのストーリー