2019年04月14日~20日
2019年04月14日~20日 |
先週から引き続きタイ・ラン島で行われたオペレーション・コーランに関連して、エドガー・アラン・ライト博士はハングアウト上で、P.A.シャポーはレディットでいくつかの情報をもたらしました。中でも2015年の証人アノマリーを連想させる、エノク・ダルビーらしき人物が消失する動画が目を引きました。そして長らく音信が途絶えていた、私たちの世界のP.A.シャポーがまさかの再登場。調査コミュニティにとって衝撃的な出来事となりました。 週末には5月に行われるアバドンプライム・アノマリーのルールが発表されました。昨年より続いてきたオシリス・シーケンスの集大成とも言える今回のルールは、これまでのストーリーにも関与した興味深いものとなっています。 また今回より新たに「今週のリュケイオン」として、メンバーの調査活動を最後にご紹介しています。ぜひご一読ください。 |
4月14日 エノクの消失
オペレーション・エセックス・ハングアウトにふたたびエドガー・アラン・ライト博士が現れ、YouTubeのリンクを投稿しました。リンク先には10秒ほどの短い映像があり、かつてナイアンティック計画に参加していた音楽家、エノク・ダルビーが消失したことを匂わせています。
問題の動画はすでに削除されていて見ることはできませんが(※)、動画のタイトルは「He is the first.(彼が最初)」というものでした。時期的にオシリス世界ではダルサナが終わり、次のアバドンへ向けたストーリーが始まった事を示しているように思われます。
※追記:オペレーション・エセックスの調査員が問題の動画を確保したようです。
4月14日 コーラン・エックスマーク・スポット
4月14日 コーラン・パス・トゥ・オシリスストーン
依然として開示される情報が少ないオペレーション・コーランですが、この日インテルマップ上でいくつかの情報がありました。イベント前からラン島沖に出現していた6つのポータルに、現地エージェントの活動の痕跡が見つかっています。また島内にも新たなミッションの発生が見られ、そちらでもエージェントたちの活動が確認されました。果たしてオシリス・ストーン争奪の行方はどうなったのでしょうか?
4月15日 エノクの消失とコーラン先遣隊の死
エセックス・ハングアウトにまたエドガー博士が現れ、発言しました。14日に投稿されたエノク消失(?)の映像に触れ、さらにオペレーション・コーランで起きたとある部隊の「謎めいた死」に言及しました。
ここでエドガーが触れている「民間軍事会社から派遣されたと伝え聞く当初部隊」というのは、おそらく今年2月に公開されたダンレイブン財団のケーススタディ動画に断続的に混入していた映像に関連すると思われます。断片的な映像からは「パラシュート」「TKO部門」「グラス(ゴーグル)」「救援」といった言葉が聞き取れます。場所がラン島だとは明示されていませんが、何らかの部隊に救援が必要な事態が起きたように見えます。
4月16日 異世界からもたらされるもの
4月16日 自らへの語り掛け
久しぶりにP.A.シャポーよりレディットに投稿があり...なんと、共有した動画には昨年の7月頃から完全に音信が途絶えていた、私たちの世界のP.A.シャポーが写っています!彼は私たちの世界でアバドンに際し何が起きたかを話し、自分たちもまたシミュラクラではないという確証はないと警告しました。これに何より驚いたのはオシリス世界のシャポーでしょう。アバドンのこと、そして自分自身がシミュラクラかどうかを確かめてみようと考え、アズマティに連絡を取ろうとしています。
何故アズマティなのかと言えば、彼は代々XMやシェイパーの秘密を守り続けてきた秘密結社「13マグナス」の末裔だからであり、私たちの世界では実際にハンクがシミュラクラであることを実証したことがあります。全身がXMでできているシミュラクラは銃弾や刃物に対する反応が通常の人間とは異なり、傷を負ってもダメージを受けることがないのです。オシリス世界のアズマティもまた、彼らを判別する方法を知っていると考えられるでしょう(ちょっと痛そうですが)。
4月16日 プライム・オブジェクトの相互作用
またまたエセックス・ハングアウトにエドガー博士が現れました。前回言い残していった謎の部隊「ウプシロン」に関しての続報を示唆し、もうひとつ新たな疑問を提示していきました。
物語がオシリス・シーケンスに入って以来、更に存在感を増してきた「プライム・オブジェクト」という言葉ですが、これは2012年からの私たちの世界でも折りに触れ登場してきたキーワードです。「プライム・アーティファクト」と呼ばれることもあり、具体的にはオシリスで登場したリカージョン・アーティファクトやダルサナ・レンズ、そして今回オペレーション・コーランで争点となったオシリス・ストーンなどがそれにあたります。またアニメ「イングレス」でマコトがハンクから貰い受け、アバドンの扉を開いたブレスレットも、プライム・オブジェクトのひとつと考えられます。
はるか古代から守られてきた品物で、XMの影響下で何らかの超常的な力を発揮する事が共通した特徴です。どのような機能をするかはオブジェクトによって異なり、見た目も呼称も様々です。発掘によって発見されることもありますが、中にはポータル・ネットワークの中に隠されてしまっているものもあります。アズマティ率いる13マグナスと、ジャハーン率いるアンチマグナスとは、代々このプライム・オブジェクトの獲得をめぐり争ってきました。またその力にあやかった意匠や贋作も多く作られており、それらが同等の力を発揮することはないものの、現在私たちが目にする歴史的な遺物や建築の中にその手がかりを見ることができると言われています。
P.A.シャポーがレディット上にオシリス・ストーンの模写と思われる画像を投稿しました。今回のオペレーション・コーランで発見されたものと思われます。4月4日に公開されたコーランの概要を説明する動画に登場したものと形状が一致しています。石の天面にはイングレスのシンボル、側面には「LEAD / MESSAGE / DESTINY / JOURNEY / HUMAN / MIND」の6種類のグリフが確認できます。
4月20日 アズマティの手助け
4月20日 ナイアンティック計画研究員は誰もがシミュラクラなのか
16日の「もうひとりのP.A.シャポー」からのメッセージを受け、オシリスのシャポーは連絡の取れたキャリー・キャンベルを伴い、アズマティの元を訪れました。彼にテストしてもらった結果、シャポーは人間、キャリーはやはりシミュラクラであったようです。そしてシャポーはキャリーから、彼女がXMから読み取ったスケッチを入手したとのこと。
1218の歴史を紐解くと、証人アノマリーでナジーア召喚を阻止した結果起きた爆発により、ADAを含むナイアンティック計画の研究者たちは一斉に姿を消し、後にシャードとなりました。今週はじめにはエノク・ダルビーが消失したことを思わせる映像も現れており、すでにそのシナリオは始まっている事が暗示されています。またオペレーション・コーランに参加していた4人の音信も途絶えており、彼らにも何かが起きている懸念がある状態です。キャリーは「まだ」無事な様子ですが...アバドンプライム・アノマリーを前に、これから何が起こるのでしょうか?
4月20日 アバドンプライム:戦績基準
イングレス公式サイトにて、5月に行われるアバドンプライム・アノマリーの戦績基準が発表されました。今回は3日程3都市での開催となり日本での開催はありませんが、約1年間にわたり争われてきたオシリス・シーケンスの行方を決する重要なイベントとなります。
今回のルールで非常に興味深いのは、これまでのオシリス・アノマリーで両陣営が獲得してきたものが、このアノマリーで実際に活用できるという点。カサンドラプライムで勝利したエンライテンドはキャリー・キャンベルの、リカージョンプライムで勝利したレジスタンスはハンク・ジョンソンの協力を得ることができ、それぞれのキャラクターの特性を活かした特別なアドバンテージを利用することができるのです。またダルサナプライムで両陣営がひとつずつ分ける形となったダルサナ・レンズの力も、それぞれ一度ずつアノマリーの中で活用することができます。
そしてオペレーション・コーランで獲得を争われたオシリス・ストーンは今回の勝敗に直接影響するのではなく、オシリス・シーケンス終了後の更に新たな次元への鍵となるようです。
2015年のアバドン・アノマリーでは13人の研究者全員がシャードとなり、世界各地でその獲得が争われましたが、今回はエノク・ダルビー、スタイン・ライトマン(光男)、エゼキエル・カルヴィンの3名がシャードとなるようです。
【今週のリュケイオン】
不定期掲載になると思いますが、プロジェクト・リュケイオンでメンバーが発表した論文や解説、まとめなどを最後にご紹介します。
オシリス・ストーンに関する仮説|D.A. Tomorow|note(ノート) リュケイオン・メンバー後日明氏による考察。古代エジプトのオシリス信仰の中で発祥したと考えられるオシリス・ストーンが、どのような経緯でタイのラン島へと渡ったのか。筆者は歴史の中で失われた地図にそのヒントを見出しました。 |
Lycaeum Wrap-Upでは、今後イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
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