2019年04月21日~27日

2019年04月21日~27日

P.A.シャポーから先週のオペレーション・コーランに関連すると思われるいくつかの画像が公開されました。また週末にはダンレイブンのまとめ動画、そして30日から世界公開されるアニメ「イングレス」に関連すると思われる映像が明らかになりました。

エージェント・インタビューチーム・DATE-MARUは3月のダルサナプライム・アノマリーで行った2本のインタビュー動画を発表しました。

週半ばには新たにダークXMにまつわるチャレンジ・イベントが予告され、今週末から開始されています。

4月21日 手掛かりを繋ぎ合わせて
4月21日 フラグメント
4月21日 身も凍る不気味なスケッチ

P.A.シャポーが2つの画像を共有しました。ひとつ目は先週行われていたオペレーション・コーランに関連すると思われるもの。ノイズで画像が乱れていますが、画面手前の右寄りに仰向けになった人間の頭蓋骨らしきものが写っています。シャポーによれば、少なくとも先週現地へ向かったハンクたちやエージェントのものではなさそうです。

もう1枚は、先週シャポーがキャリー・キャンベルから入手したというスケッチの1枚だと思われます。頭蓋骨の中から蛇が這い出している絵で、1枚目の画像と関連があるようにも思われます。シャポーはこれらをダンレイブン財団の動画に混入した「TKO部隊」の映像と関連付けていますが、「蛇」と言えばもうひとつ思い当たるものがあります。

昨年7月のカサンドラプライムを前に、P.A.シャポーがスコアボードの公開とともに共有した画像です。アノマリーロゴの背景に描かれているのは私たちの世界のキャリー・キャンベルが描いたスケッチを彷彿とさせるもので、こちらにも人の顔と蛇とが描かれていました。このスケッチは同アノマリーのサンディエゴでもエージェントたちに入手されており(下の画像)、全体はタイコのポスターと同様のデザインになっていることがわかります。これが今回のスケッチと関連するのかどうかはわかりませんが、「蛇」が重要なモチーフであることが感じられます。

photo_2018-07-29_08-00-45.jpgPhoto by Ishira GlyphHunter

photo_2018-07-29_12-44-04.jpgPhoto by AstralDreamer1

4月22日 キャリー・キャンベルの精神から届くもの
4月22日 知られぬままにすべきもの

続いてP.A.シャポーはもう1枚のキャリーのスケッチを共有しました。前日のスケッチに比べるとさらに抽象的ですが、中央にギリシャ文字の「Υ(ウプシロン)」が描かれているのが目に入ります。ここから自ずと、先週エドガー・アラン・ライトが言及したコーランの当初部隊「ウプシロン」が連想されます。そして手書きのメッセージにはやはり「蛇」が登場しています。

4月22日 ダルサナプライム:デヴラ・ボグダノヴィッチ対談(映像)
4月23日 ダルサナプライム:デヴラ・ボグダノヴィッチ対談の追加情報

3月に発生したダルサナプライム・アノマリーでドイツのニュルンベルクを訪れていたデヴラ・ボグダノヴィッチに、エージェントのインタビューチーム・DATE-MARUが取材しました。残念ながら映像の最後が欠落していますが、昨年より続いてきたダンレイブン財団のストーリーに新たな光を当て、またオシリス世界のデヴラがXMやダークXM、そしてシェイパーやナジーアといったものについてどのように考えているのかなど、興味深い話をしてくれています。(今回も日本語字幕を担当させていただきました。)

4月22日 ダルサナプライム:ローランド・ジャービス対談(映像)

こちらは同じDATE-MARUによる、ダルサナプライム・アノマリーで東京に現れたローランド・ジャービスへのインタビュー映像。前回のインタビューの際、映像では語られなかった「オシリス」という謎の存在との邂逅、アルティメットや人工知能、そしてレジスタンスへと与したオシリス世界のハンク・ジョンソンについて、エンライテンドの象徴たるジャービスならではの見解を語っています。こちらも後日明氏による日本語字幕付きです。

4月24日 ダーク・エックスエム:開催告知

アバドンプライム・アノマリーを目前にしたこのタイミングで、突如新たなメダルチャレンジが告知されました。各人の期間中リンク距離の合計に応じてメダルが付与されるとのこと。今回はそれに加えひとつの条件があり、期間中に開始時より中立ポータルを40万個以上キャプチャすることでメダルが開放されます。詳しいルールについては補足情報も出ていますのでご確認を。

このチャレンジのストーリーとの関連については今のところ言及されていませんが、「ダークXM」「(合計が)長距離のリンク」「中立ポータルをキャプチャ」といったキーワードから思い出すのは、昨年3月に発生したオペレーション #DarkXMCure。正体不明の悪質な研究者によってばらまかれたダークXM由来のウィルスのようなシステムに対処するため、両陣営世界中のエージェントが奔走しました。

この時ダークXMシステムを拡散した犯人は未だ不明であるものの、いくつか出た推測の中には、当初解析されたデータの中にあった「BR&T」という記述から「BR and T」→「Brandt」つまりブラントという人物が疑わしいと考えるものもありました。またオペレーションへの貢献に対して供給された高出力ポータルからはタイコの署名が入った全5枚の画像を構成するメディアが出現しており、これらは後にアニメ「イングレス」の劇中に登場する舞台と一致することがわかりました。つまりこの #DarkXMCure はアニメ「イングレス」への伏線であったという仮説が成り立ちます。折しも4月30日には同アニメの世界配信が予定されており、今回のチャレンジはそれに合わせたものであると考えることができます。

一方で、このダークXMが「ポータルの減衰率に影響を及ぼす」とも書かれています。ここから連想されるのは、2014年に発生したヘリオス・アノマリーで世界を揺るがしたデヴラ・ボグダノヴィッチのポータル・ウィルスです。ポータルの減衰スピードを上げるこのウィルスが、当時のダークXMに由来する技術であったのかは定かではありませんが、現象だけを見ればこちらも関連している可能性はないとは言えません。果たして今回の黒幕は誰なのでしょうか?

4月24日 大日本印刷:エックスエム研究終了

2015年よりナイアンティックとの提携を開始し、XMの研究を続けてきた大日本印刷が研究の終了を正式に発表し、これによって大日本印刷および系列の丸善、ジュンク堂、文教堂各店舗のポータルがマップ上から削除されました。

大日本印刷の前身である秀英社は、「文字が持つ特別な力」を引き出す「秀英体」というフォントの開発に100年以上も前から取り組んで来ました。その書体を用いて印刷された書物が集まる丸善などの書店は人々の創造性にも影響を与え、作家の梶井基次郎などのセンシティブ達を惹きつけてきたと考えられています。また同氏の短編「檸檬」には、その時の著者の体験が反映されていると言われています。

4月25日 アバドンプライム:重要人物

いよいよ目前に迫ったダルサナプライム・アノマリーで、現地を訪れる登場人物たちの情報が発表されました。先週発表された戦績基準で、各サイトにはナイアンティック・メンバーのシャードも現れることがわかっています。

キャリー・キャンベルが訪れる台湾の高雄市には、彼女のパートナーであるエノク・ダルビーが。二人の再会はどんな形になるのでしょうか。またP.A.シャポーが訪れるオランダのアムステルダムにはスタイン・ライトマン。エノクとライトマンは実際にその姿が見られるのかどうかは不明です。しかし最終戦となるシカゴには、現在シャードとなっているエゼキエル・カルヴィンその人が現れます!アバドンプライムの鍵を握るカルヴィンは、シカゴで何を語るのでしょうか?
※訂正:シカゴでシャードとなるのはオリバー・リントン=ウルフの誤りでした。

4月25日 イングレス・アニメーション
4月25日 導かれる結末(映像)

P.A.シャポーから不思議な動画が共有されました。アニメ「イングレス」に登場したハンク・ジョンソンと、両ユニバースのハンク・ジョンソンたちとがオーバーラップするように現れる短いものでした。そして映像の背後にはハンクのものと思しきメッセージが。中国のXM企業ヒューロン・トランスグローバル社、そしてアナズクテック・ストーンについて警告を発しています。

この「アナズクテック・ストーン」もオシリス・ストーンと並び、2018年のキャンプ・イベントで行われたRPEに登場したプライム・オブジェクトです。

参考:【キャンプ・イベント】エピファニー・ナイトまとめ4:リモート・パーティシ ペーション・エクスペリメント(RPE)【啓示の夜】(Lycaeumアーカイブ)

エージェントたちはRPEで2048年の未来へ行き、そこでアナズクテック・ストーンを入手しました。このオブジェクトは「他の次元からXMを吸い出すことができる」と当時説明されていました。またこの時、エージェントたちはヒューロン系列の民間軍事会社であるストラテジック・エクスプロレーションズ工作員・アントワーヌ・スミスと対決しています。このことからヒューロンが他の次元へアクセスする何らかの手段を持っていることがうかがえます。

4月27日 スキャナー・ダークリー
4月27日 ダンレイブン財団:アマルガム(2)

ダンレイブン財団のケーススタディ動画・総集編の2本目が公開されました。当初全30回と予告されていたこの動画シリーズは3分の2まで進んだ事になります。各動画の概要をまとめましたので、併せてご覧ください。

またシャポーは今週末から始まったダークXMのチャレンジ・イベントが、25日のハンクの警告に関連していると示唆しています。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

プロジェクト・リュケイオンでメンバーが発表した論文や解説、まとめなどを最後にご紹介します。

ジャービス・インタビュー:インサイド|D.A. Tomorow|note

エージェント・インタビューチーム DATE-MARUによるローランド・ジャービスのインタビューで日本語字幕を手がけた後日明氏による、インタビューの所見と解説、感想など。ジャービス・インタビューの理解を深めるためにも必読の記事です。

Question: Our current position in the multiverse(オペレーション・エセックス・Reddit)

リュケイオン・メンバーYutoRaion氏が、新たに大型掲示板レディットに拠点を移したオペレーション・エセックスに投稿しました。昨年から私たちはインターネットを通じてオシリス世界のストーリーを見、スキャナーを通じてオシリス世界のXMを制御している...果たして本当にそうなのでしょうか?では、アノマリーに次々と現れ、エージェントたちと直接話しているオシリス世界のキャラクターたちは?YutoRaionがその疑問を投げかけました。

YutoRaion:
インベスティゲイターの皆さん、質問があります...僕らは今、どこにいるのでしょうか?1218ユニバースから、オシリス・ユニバースを見ているだけなのでしょうか?あるいはすでに僕たちはオシリス・ユニバースへ移行したのでしょうか?

CTFOE_is_Free:
その間だね。

Gnagsuaton:
その間にいるんだと思うよ。僕たちはまだ、古いスキャナーとプライムスキャナーの両方を使うことができる。まだ1218にいるわけではないが、完全にプライムへ移行したというわけでもないように思う。例えばプライムのアノマリーは、1218ではもっと長い期間に発生したし、それらの間には他のアノマリーもあった。プライムのアノマリーは「駆け足で」進んでいる。それらのアノマリー中は、おそらく僕らは完全にプライム・ユニバースの中にいる。でもそれが終われば「中間」に引き戻されるんだ。

astraldreamer1(Gnagsuatonに答えて)
それは私も考えていた事です。私たちは部分的にプライムとオーバーラップしていて、アノマリー中は完全に「そっち」にいる。

天秤の揺れるが如く|D.A. Tomorow|note

続いてリュケイオン・メンバー後日明氏が、DATE-MARUによるデヴラ・ボグダノヴィッチのインタビュー、そして今週から始まったダークXMチャレンジについて、独自の視点から考察や疑問点をまとめました。

【あらすじ】2015年・アバドンまでのストーリー【解説】(Lycaeum Wrap-Up)

こちらは本サイトの記事です。迫るアバドンプライム・アノマリーを前に、かつて私たちの世界で展開したアバドン・アノマリーまでのストーリーを振り返ります。

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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