2019年07月14日~20日
2019年07月14日~20日 |
来週末に迫ったミリアド・アノマリーの戦績基準が従来から刷新された形で発表され、キャラクター・メダルが公開されました。またネメシス・シーケンスの開始に伴って公式アカウントのアイコンが次々とネメシスのシンボルへ変わっています。 ストーリーでは今週に入って、たて続けに3人もの研究者たちがネメシスの犠牲となってしまいました。情報はP.A.シャポーからもたらされましたが、当のシャポーは何故か沈黙しています。一連の事件について不可解な点を記事の最後にまとめました。 |
7月16日 ミリアド・ハック・チャレンジ:112.47%
先週12日より始まったミリアド・ハック・チャレンジが、早くも目標値を突破しました。これによって期間限定の報酬が確定したことになります。※報酬の詳細はリンク先をご確認ください。
このチャレンジはネメシス・シーケンス最初の障壁となるミリアドがポータルネットワークに対して及ぼしている影響に関する調査という名目で行われていましたが...。
7月16日 ナガッサの最期
P.A.シャポーが1週間ぶりに、レディットに奇妙な画像を投稿しました。この画像から解読されたURLには音声ファイルがあり、ユーリ・ナガッサを名乗る女性がネメシスに襲われる様子が記録されていました。
ユーリ・ナガッサ...1218世界でのユーリ・アラリック・ナガッサは南米アンデスの少数民族アナズクテック(Anazctec)の集落で幼少期を過ごした特異な出自を持つ天文物理学者で、この民族に伝わるXMに関する呪術的な伝承に精通し、シェイパーやシミュラクラなどについての知識をナイアンティック計画へもたらした人物でした。
今回新たに現れたもうひとりのユーリ・ナガッサは女性であり、彼女に縁のある民族はナズテック(Nnaztec)と名を変えています。現場となった「死の谷」は1218世界でアノマラスゾーンのひとつとされていた場所です。
7月16日 ミリアド:戦績基準
7月16日 ミリアド:詳細及びよくある質問
イングレス公式アカウントより、いよいよ来週末に迫ったミリアド・アノマリーの戦績基準が発表されました。驚いたことにアノマリーの定番とも言えるポータル・キャプチャー・バトルが今回は行われないことが明らかになっています。また今回は戦績基準では競技主旨を紹介するにとどまり、各競技の詳細はFAQとともに別途発表されるという形式に変わっています。
それぞれの競技がミリアドの攻撃への対抗手段としての意味を持っています。無論勝敗はありますが、両陣営の働きが決するのはネメシスとの戦いであり、その意味では両陣営が共に高い実績を出せるよう切磋琢磨が求められます。
7月16日 ミリアド:戦績基準の決定経緯
今回の意外な戦績基準について、公式アカウントより経緯の説明がありました。ナイアンティックが提示した6種類の競技について両陣営のPocに希望を取り、ナイアンティックが双方の希望を取り入れる形で決定されたようです。また各競技の詳細な内容についても両陣営Pocとの協議によって決定されたとのこと。
ストーリーに直接関係する話題とは言えませんが、ネメシスという未知の勢力への対抗手段を両陣営エージェントとの協議によって決定したと考えれば、ストーリーの視点からも非常に理にかなった経緯と言えるでしょう。
7月17日 ミスティ最後の消失劇
ナガッサに続いて、今週2人目の犠牲者が。シャポーが投稿した画像には真っ二つに裂けた棺桶と、その中にはシルクハット...どうやら今回殺されたのはミスティ・ハンナだったようです。
この文書にはいくつかの暗号が記されており、上下の15桁の英数字と左端の数字を合わせて解読すると「tenth xed off list」=「10th crossed off list(10番目がリストから消えた)」という言葉が読み取れます。
7月17日 ミリアド:キャラクターメダル
27日のミリアド・アノマリーで配布されるキャラクターのメダルデザインが発表されました。ナイアンティックのアンドリュー・クルーグ @RedSoloCup 氏によれば、左からスタイン・ライトマン、ビクトリア・クレーゼ、マーティン・シューベルトだとのこと。3人ともオシリス・シーケンス以降にはこれが初登場となります。
7月18日 シューベルトの死
そしてなんと、今週3人目の犠牲者が出てしまったようです。リンク先で説明されている通り、楽譜の作曲者であるシューベルト、文章で伏せられているディーン・マーティンの名前を合わせて考えると、被害者がマーティン・シューベルトであることを表しているとわかります。
7月18日 第11番:オムニボア(音声)
前出の文書左端のネメシス・グリフを解読すると「Find the right in the wrong(過ちの中に正しきを探せ)」「You know where to find it(どこを探すかはご存知の通り)」とあり、ディーン・マーティンの元の文章と照らし合わせると一部にスペルミスが見つかります。この誤っている文字を並べていくと、ナガッサのときと同様にサウンドクラウドにある音声ファイルへのリンクが発見されました。
音声は何かのコンピュータ操作をしているらしい、シューベルトと思しき男性の言葉と、その男性が最後にネメシスに襲われたらしき様子が記録されていました。そして音声の最後には「オムニボア」の再活性化を告げる別の声が入っています。オムニボアとは国家情報局をはじめとする各国の諜報機関で利用されている機械学習システムの名称で、ADAの開発ベースにもなっていることが知られています。シューベルトは、あるいはネメシスは一体何をしていたのでしょうか?
7月19日 ネメシス・アイコン
ネメシス・アイコン(2)
イングレス公式アカウントのアイコンが、この日次々と従来のイングレスロゴからネメシスのシンボルへ変更されました。これは一体何を意味しているのでしょうか?
Facebook、Twitter、YouTube、Instagramのイングレス公式アカウントに4月に公開されたエノクがシャード化したときの動画が再公開されました。動画の内容や流れている音楽に大きな違いはなく、エノクが消失した後に新たにイングレス・ロゴが追加されていました。
また動画中に以前には見られなかった新しいネメシス・グリフが挿入されていると報告がありましたが、この意味については現在も解読中となっています。
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さて、今週立て続けにナイアンティック研究員の犠牲者が出たことで、 @SielDragon 氏が上記記事中とイングレス・コミュニティ上にいくつかのポイントを挙げてくださっていますので、こちらでも蛇足ながら一連の事件について、不可解な点を少し整理してみたいと思います。
殺害された研究員の人数と順番
今週殺された3人の研究者たちはそれぞれに数字が関連付けられていました。ナガッサの音声ファイルタイトルには「#9」、ミスティは「tenth(10th)」、シューベルトの楽譜は「No.11」で、後に発見された音声のタイトルも「#11」でした。しかし現在までに私達が把握している被害者の人数は10人で、示されている数字と一致しないのです。
また改めて先週までの被害者に関する情報を見返すと、クレーゼの文書には「レベル8」、キャリーが殺害された動画のタイトルに「#2(のちに#3へ変更)」など、順番を示唆する数字があったようなのです。私達が知らない間に、もうひとり殺された人物がいたのでしょうか...?改めて調査する必要がありそうです。
P.A.シャポーの沈黙
今週立て続けに3人もの犠牲者が出たというのに、レディットでは画像だけが投稿され、シャポーからのコメントが現在まで一切ありません。ですので、これらの画像がどういった経緯でシャポーのもとに届いたのか、この手がかりからシャポーが何をつかんでいるのかなどが現在まで全くわからない状態になっています。
エノクとキャリーの存在
ナガッサとシューベルトの音声ファイルは、サウンドクラウドのエノク・ダルビーのアカウントにアップロードされていました。またシューベルトの文書には、ネメシスのロゴに重ねてエノクが使用していたアイコンが確認できます。そしてミスティの文書は、キャリー・キャンベルが生前に公開した何枚かのスケッチに体裁が非常によく似ています。まるで2人がまだどこかに生きているかのような...何故このような形で情報がもたらされているのでしょうか?
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
今週のリュケイオンは休載させていただきます。
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