【中間まとめ】ネメシス・シーケンスのあらすじ
昨年7月にトレーラー映像が公開され、新たに始まったネメシス・シーケンスも7ヶ月が過ぎ、ストーリーは後半に入りました。...とはいえ、どうにもわかりにくい今期のストーリー。まだまだ物語の全貌は見えてきていませんが、ここまでにわかっていることをおさらいしておきたいと思います。 あまりにもわかりにくい状態だったので少し詳しく書いたぶん、長くなりました(笑)。もっと端的なまとめは、このシーケンスの終わりにでも...。 |
プロローグ
オシリス・シーケンス最後のアノマリーとなったアバドンプライムごろから、オシリス世界のナイアンティック研究者たちが次々と殺害される事件が起こりました。犯人はネメシスと名乗る謎の集団であることがわかっていましたが、この時点でそれ以上のことはほとんどわかっていませんでした。
7月に入り、ネメシス・シーケンスの始まりを告げるトレーラー映像らしきものがナイアンティック公式アカウントより公開されました。映像には殺されたはずの研究者たちが顔を揃えていました。そしてなぜか、研究者ではなかったはずのウェンディの姿も。
アノマラス・バブルの研究者たち
研究者たちの消息もわからないまま、ネメシス・シーケンス最初のアノマリー「ミリアド」が発生。NIAの主導により、ミリアドは打倒されました。8月に入り、ナイアンティック計画の研究者デヴラ・ボグダノヴィッチによるライブ交信が行われ、ようやく研究者たちの現状がわかってきました。
アバドンプライム・アノマリーの頃に、オシリス世界の研究者たちが全員シミュラクラであることは既に発覚していました。つまりネメシスが殺したのはシミュラクラ...ただの複製体で、その本体はCERN地下にあるとみられるアバドン・チャンバーに保管されていたのです。シミュラクラが殺されたことで魂は元の肉体に戻り、彼らは人間として復活していたのでした。何故かまだ目覚めないミスティ・ハンナと、消息のわからないADAを除いて...。そしてウェンディが何故そこにいるのかは、誰にもわかりませんでした。
ちなみにこのアノマラス・バブルというのは、アバドン・チャンバーを含む、CERNの地下にあったナイアンティック計画の研究施設だった部分がまるまる切り離された空間のようです。そのため中はかなり広く、もともと居住性を考えて作られていた施設だったこともあり、生活上の不便はあまりなさそうだということが、その後の交信でわかっています。
4つの障壁
その他にも、ネメシスがどうやらナイアンティック研究者たちと同じような、13人で構成されるマグナスであること。研究者たちはネメシスが構築した4枚の障壁によって、オシリス世界から隔離され、閉じ込められていること。4枚の障壁を破壊するにはアノマリーのエネルギーが必要で、ミリアド・アノマリーの際にその1枚は破壊されたこと、などがデヴラによって語られました。ネメシス・シーケンスは、エージェントが研究者たちを救い出す物語となるようでした。
ウェンディの秘密
9月、1218世界のハンク・ジョンソンによるライブ交信が行われました。その中でハンクは、4月に行われたオペレーション・コーランの秘密を明かしました。エンライテンド陣営の応援に現れたハンクとウェンディは、実際にラン島へは行っていなかったのです。それは1218世界で発展したリモート・パーティシペーション技術による投影だったのでした。そして、ウェンディはその時点で既にシミュラクラであり、ラン島でネメシスに遭遇したウェンディは、そこで殺されていたのです。
そしてオペレーション・コーランの時、ウェンディの肉体はクルーが支配していましたが、ネメシスの襲撃によってクルーはウェンディから離れ、生死不明に。しかしそれでも、ウェンディがアノマラス・バブルにいる理由ははっきりしませんでした。
ネメシスの面々
ミリアドに続いて、ネメシスたちは次々と姿を現しては、様々な方法でエージェントの活動に影響を及ぼしてきました。オーロラは新たなグリフ解放の阻止と大規模なパズル、アヴニールはシャード、ヘルベチカはアーティファクト収集、そしてアンブラ・アノマリー。オーロラには敗退してしまいましたが、エージェントの奮闘によりそれ以外のネメシスの攻撃は阻止されています。アンブラ・アノマリーによって2枚めの障壁も破壊されました。
さらに、ネメシスは旧イングレス・スキャナー「リダクテッド」へも侵入したため、NIAは旧スキャナーのシャットダウンを断行することになりました。
ネメシスのメンバーはいずれも奇妙なマスクをつけた姿で、映像の声も加工されていました。そしてよく知られているフォント(書体)と同じ名前を名乗っており、それもおそらく本名ではないのかもしれません。ネメシスの正体が誰なのかは依然不明のままでした。
彼らの発言から、ネメシスはシェイパーやナジーアといったエクソジェナス・エンティティからの影響を排除しようとしていることや、彼らの世界ではエクソジェナスによってあらゆる謎や神秘が失われてしまっていることなどがわかってきます。
ADAの登場
10月、ウェンディによるライブ交信が行われました。交信の最中、ウェンディの体を乗っ取る形で、ADAが初めて姿を現しました。そしてADAは明かしたのです。ウェンディが、ナイアンティック・マグナスのオムニシャントとして、アバドンに納められていたことを。ADAはウェンディの中に最初からいて、必要なときにウェンディと支配を入れ替わることができることを。
テッセレーションとテザーハンドの登場
アノマラス・バブルの研究者たちによる不定期な交信は、その後も続けられました。やがてその中で断片的に示唆されてきた、「テッセレーション」という一種のゲームが明らかになります。
ゲームを主導しているのは「テザーハンド」と呼ばれる、ネメシスに囚われている正体不明の人物で、情報はP.A.シャポーを介して伝えられました。
エージェントは開示される手掛かりをもとに、「テッセラ」と呼ばれる六角形の画像を持つメディアを世界中のポータルから探し出し、テッセレーション・ボード上に配置します。正しく配置することでネメシスに何らかのデメリットがあり、間違えるとネメシスに利することになります。テッセラにはそれぞれ、ストーリーにまつわる断片的な情報が含まれており、エージェントはそれらを頼りにボード上の正しい位置を推理しなくてはなりません。
テザーハンドが誰の味方なのか、その目的は何なのか、テッセラをどのようにしてポータルへ送り込んでいるのか。そういったことは何もかも謎のまま。
ネメシスの正体?
11月、新たなネメシスのメンバー「クーリエ」が登場しました。クーリエは最初の登場でいきなりマスクを取り、1218世界のハンク・ジョンソンそっくりの姿を衆目に晒しました。
1218ハンク・ジョンソンは、ネメシスなのか?...その疑惑も晴れないうちに、次にはヘルベチカがマスクを脱ぎ、オシリス世界のマーティン・シューベルトの姿を晒しました。一時は多くのエージェントや、アノマラス・バブルの研究者たちが疑心暗鬼に陥りましたが、後に彼らは、別ユニバースのナイアンティック研究者である可能性が高いとわかりました。
その後も、ミリアドがビクトリア・クレーゼ、アヴニールがローランド・ジャービスの姿をしていたことが明らかになっています。
第3のエクソジェナス・ウンディーネ
11月に登場したクーリエは、「ウンディーネのシリカ」というプライム・アーティファクトを探していました。争奪の結果、エージェントがその手掛かりを手にしました。オシリス世界のハンク・ジョンソンはライブ交信の中で、ウンディーネとはシェイパーやナジーアのような、第3のエクソジェナス・エンティティであると結論づけました。
次第に明かされるネメシスの世界
テッセレーションでテッセラが配置されると、そのテッセラにまつわる情報が少しずつ明かされていきました。その多くはそれまでに語られたストーリーの一部でしたが、中にはこれまで知られることのなかった事実も含まれていることがわかってきました。
どうやらネメシスは、1218ともオシリスとも違う別のユニバースのナイアンティック研究者たちであること。ネメシスの世界ではエクソジェナスによる侵略が起こり、シェイパーに囚われていたアヴニールを、ヘルベチカが救い出すという出来事があったこと。彼らの世界はRPEの影響によって別の世界と融合してしまったこと。
テッセレーションとは何か
12月、ユーリ・アラリック・ナガッサとオリバー・リントン=ウルフによるライブ交信が行われました。その中で2人は、テッセレーションはユニバースを取り囲む膜のようなもので、エクソジェナスの侵入を制御することができるものだという説を提示しました。
ナイアンティック計画の全貌
年が明け、2020年の1月にはナイアンティック計画のリーダー、エゼキエル・カルヴィンによるライブ交信が行われました。その中で彼は初めて、ナイアンティック計画に隠された本当の目的を明かしたのです。
30年前、NIAに入ったばかりのエゼキエル・カルヴィンは、ダルサナ・レンズというプライム・アーティファクトを手にし、未来のビジョンを見ました。そこにはカルヴィンも含む13人の人々がそれぞれに殺されていく様子がありました。
カルヴィンはなんとかその未来を回避しようと、研究を続けていました。そうしている間にも、ビジョンで見た人物に次々と出会います。そして彼は理解したのでした。殺されることを回避することはできない。しかし、殺されても生き延びる方法があることを──。
* * *
ひとまず、ここまでがこれまでのネメシス・シーケンスのストーリーです。
ほとんどのストーリーが、ナイアンティック研究者のライブ交信と、テッセレーションによって語られており、1218やオシリスで進行役を務めていたP.A.シャポーは、ストーリーについてはほとんど語らなくなりました。
研究者たちの交信は、カルヴィンが最後になるのではないかとみられています。そうなると主要な情報源はテッセレーションだけということになりますが...この後はどうなるのでしょうか?引き続きテッセレーションにも注目しつつ、新たな情報源がないか、調査を続けていきたいと思います。
関連リンク:
ナイアンティック研究者たちのライブ交信
- 08/14 デヴラ・ボグダノヴィッチ
- 09/06 ローランド・ジャービス(&マーティン・シューベルト)
- 09/17 1218ハンク・ジョンソン
- 09/27 ビクトリア・クレーゼ
- 10/11 ウェンディ(&エイダ)
- 10/25 キャリー・キャンベル&エノク・ダルビー
- 11/13 ハンク・ジョンソン(オシリス)
- 12/04 ユーリ・アラリック・ナガッサ&オリバー・リントン=ウルフ
- 01/16 エゼキエル・カルヴィン
ネメシスの声明
- 07/06 アルティミリアド
- 07/26 ミリアド・アノマリー
- 08/03 オーロラ・アルティメイタム
- 08/16 オーロラの嘲り
- 08/27 オーロラ・デパーチャー
- 09/07 ヘルベチカ
- 09/15 ヘルベチカとアヴニール
- 10/01 アヴニール・デパート
- 10/05 アンブラからの通信
- 10/16 アンブラ打倒
- 11/01 クーリエ
- 11/02 クーリエ・アルティメイタム
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