2020年11月22日~28日

2020年11月22日~28日
先週末配信された「ビハインド・ザ・スキャナー・チャイナ」のインタビュー中にP.A.シャポーからもたらされた暗号は、なんと1218世界の未解決事件に関する重要な手がかりのひとつでした。最近読み始めた方のために、少し詳しく解説しています。

まずは先週末に行われた「ビハインド・ザ・スキャナー・チャイナ(以下BTSC)」に関する詳細情報から。

11月18日 サタデーの封筒
11月19日 トゥルースシーカーとの対談:予告

BTSCの配信を前に、配信を主催したエージェントたちの方からも告知がなされていました。彼らのもとには、土曜日に行われる配信を示唆した奇妙な「帽子の絵」が届けられていました。

11月21日 異なる過去を覗き見よ(2)

そして配信直前と思われる頃、フォーラムに投稿されていた記事に、P.A.シャポーからの追記がありました。また配信が終わったとみられる頃には、ナイアンティックのヒルダ・レオンがシャポーから託されたとして、2枚の画像を投稿しました。これらはBTSCの配信と関連する、何らかの情報を示す暗号だと考えられ、多くのエージェントたちがその解読に乗り出しました。

11月22日 トゥルースシーカーとの対談

こちらはBTSCによるインタビュー配信の詳しい内容です。昨年より行われていたテッセレーションに始まり、ネメシス、オシリスのナイアンティック研究者たちのことなど、非常に多岐にわたる質問にP.A.シャポーが丁寧に回答してくれています。配信の最後には、上記フォーラムにも投稿された画像が開示されました。

11月22日 異なる過去を覗き見よ(3)
11月23日 異なる過去を覗き見よ(4)

今週に入っても、暗号の解読は依然続けられていました。こちらも上記フォーラム投稿に追記されたものです。開示された暗号の解読には何重ものステップが仕掛けられており、シャポーはその手がかりを段階的に開示していきました。

11月23日 異なる過去を覗き見よ:解読文書

そして、最終的に解読された暗号から入手されたとみられるPDF文書が開示されました。文書はジータ・バジルというひとりの女性を主人公とした「小説」で、テッセレーション中に発見されていた小説の一部と同一のシリーズだと思われるものでした。見つかったものはごく短いワンシーンでしたが、そこから読み取れる情報は非常に重要で、しかもオシリス以前の古い出来事に関連していましたので、ここであらためて解説します。

追記:2021/02/15 解説部分を別記事に移動しました。下記リンクよりご覧ください。

長い間投げっぱなし未解決とされてきたこの事件の真相が、ついに明かされるのでしょうか?

11月24日 異なる過去を覗き見よ(5)

発見された「小説」の新たな断片に関して、オペレーション・エセックスでは様々な議論が続けられています。これに対しP.A.シャポーがいくつかの意見を述べました。

11月25日 異なる過去を覗き見よ:アレイ

今回の暗号解読に関連する手がかりのひとつとして現れたメディアには、テッセレーション中に発見されたのと同じ画像が含まれていました。1218世界のハンク・ジョンソンを示すこの画像は、単なる暗号のヒントであったのか、それとも今回浮上した「事件」との、何らかの関わりを示唆しているのでしょうか?

11月26日 インベスティゲーション入門

これからイングレス・ストーリーを読み始めるエージェントたちに向け、P.A.シャポーが自らの素性と、彼が追い続けている「陰謀」について、あらためて語りました。テッセレーション中にはNIAやテザーハンドへの窓口として立ち回っていましたが、ここで再度彼の立場が明確にされています。ストーリーの「入口」が、ナイアンティック公式やスキャナー上で語られている背景とは、異なる視点で説明されたものとなっています。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

プロジェクト・リュケイオンのメンバーによる調査活動などを最後にご紹介します。

リュケイオン #ほんやくこんぺ 第5回

今週発見された「小説」をめぐり、リュケイオンでは久しぶりに突発イベント「ほんやくこんぺ」が発生しました。自由参加形式で、それぞれが同じ原文を独自に翻訳・解釈し、発表することで、原典への理解を深め、個々の英語翻訳スキル向上を目指す(?)企画です(たぶん)。

(以下発表順・すべてGoogleドキュメント)

miu2d4r版(訳:@miu2d4r) / 当初は「ほんやくこんぺ」を意識していなかったため、速報資料として標準的な翻訳が発表されました。今回もっとも原文に忠実な内容となっています。

YutoRaion版(訳:@YutoRaion) / 先に発見されていた小説の一部が「不思議の国のアリス」を想起させる作品となっていたためでしょうか、おとぎ話調の語り口となっています。

明後日版1(訳:@asatte666) / 「イングレス・レベル8」「アラインメント・イングレス」といった、イングレス・ストーリーの要となる数々の文献を独自に私訳してきた実績を持つ訳者ならではの、緊張感あふれる力作となっています。

とある数列の誤解(訳:@SielDragon) / リュケイオンではいつも資料性の高い高品質な翻訳を提供してくださっている訳者ですが、イベントに際しいつもとは違う自由過ぎる文体を見せてくれました。

明後日版2(訳:@asatte666) / asatte666氏からはもうひとつのバージョンも発表されました。前作とはガラリとテイストを変え、パロディ色の強い作品となっています。

The lost game(訳:@MailEater) / 私も末席に参加させていただきました。女流ハードボイルド・ロマン風を目指してみましたが、うまく訳せているでしょうか...。

原典はすべて同じですが、それぞれが工夫やいらん妄想(!)を発揮した個性あふれる文章となっていますので、ぜひ読み比べてみてください。一部のドキュメントはコメント可能ですので、感想などをコメントしていただけると訳者が喜びます。

Ask PAC Anythingの回答:日本語訳

調査員@RuinDig氏が、11月10日にフォーラムで公開されたP.A.シャポーへの質疑応答について独自に翻訳、関連資料などをわかりやすくまとめてくださいました。

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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