2020年11月29日~12月05日

2020年11月29日~12月05日
先週発生した暗号解読と発見された文書について、P.A.シャポーより解説とコメントがありました。そのほかテレグラム上でも、いくつかの質問に回答してくれています。

12月 1日 シャポーのニュース・タブ投稿について

リュケイオンのテレグラムにP.A.シャポーが現れ、エージェントの質問に答えました。ここには2つの話題が含まれています。ひとつ目は、今週のスキャナーアップデートで追加された「ニュース」タブにシャポーからの投稿があった件について。

現在のスキャナーアプリを管理しているのはNIAです。先週お伝えしたとおり、テッセレーションが終わった現在、シャポーは再びNIAとの協力関係を断った「外部の人間」ですので、ここにシャポーのコメントが差し込まれることは「当たり前」ではなくなっていることが指摘されています。

もうひとつは、オシリス世界と1218世界との差異を確かめる質問でした。1218世界には、NIAのナイアンティック計画とは別に「ナイアンティック・ラボ」を名乗る謎の集団が存在し、NIAから漏洩したスキャナーはこの「ナイアンティック・ラボ」によってGoogleのPlayストアに無断で公開された、という経緯がありました。この集団を率いているのは「ACE」──またはジョン・ハンケ──という名のエージェントであることがわかっています。

しかしオシリス世界に舞台が移ってみると、かつて「ナイアンティック・ラボ」の関係者だと思われていた人物の一部は「NIA」を名乗っており、「イングレス」のゲーム情報はナイアンティックからだけでなく、NIAからも発信されるようになりました。そのためオシリス世界におけるこの2団体の関係、そして「ACE」の所在は、ずっと曖昧なままだったのです。今回のシャポーのコメントは、このことについての重要な手がかりを示しています。

12月 2日 アレシボ天文台の崩壊

こちらにも、上記2つ目の質問の続きが少し含まれています。

それから話題は現実世界のニュース...プエルトリコのアレシボ天文台倒壊へと移りました。ここはデヴラ・ボグダノヴィッチがナイアンティック計画に入る前に勤務していた場所であり、テッセレーションでも手がかりのひとつとなった、イングレスにおいても重要なポータルでした。

地球上に存在するランドマークの数々は、XMの湧出によって発生する「ポータル」の影響によって生まれるとも言われています。では、ランドマークとなった建造物がなくなったら、ポータルはどうなってしまうのでしょうか?このタイミングでアレシボ天文台が倒壊したことは、偶然なのでしょうか?これについてシャポーが自身の意見を述べています。

12月 4日 異なる過去を覗き見よ - II

先週の調査コミュニティを席巻した暗号と、それによって発見された「小説」について、P.A.シャポーからも解説がなされました。先週のWrap-Upでも解説したとおり、「小説」は1218世界で起きた事件を示すもので、登場する団体や人物もすべて1218世界のものでした。

ちょっと複雑な話ですが、このP.A.シャポーはオシリス世界の住人ですので、彼にとってここに書かれていることは「別世界の出来事」のはずです。シャポーによれば、オシリス世界にもセントラル・オムニリティクスという企業は存在し、そちらではIQテック社が関係していることがわかっています。オシリス世界ではまだ起きていない事件が浮上したことで、シャポーは再びこの企業についても注目しています。

またこの「小説」の開示にあたって施された暗号についても、シャポーからあらためて要所の解説がありました。暗号解読について明確に解説されるのは通常なら「ネタバレ」となるため、非常に珍しいことです。隠されるべきキーワードや手がかりをあえて公開したことには、なにか意味があるのかも知れません。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

プロジェクト・リュケイオンのメンバーによる調査活動などを最後にご紹介します。

KURITA's Something news(テレグラム・チャンネル)

リュケイオン・テレグラムのステッカーや @AL13verdad ことP.A.シャポーのアイコン制作など、調査活動を側面から支援してくださっている調査員 @VISTORON 氏によるニュースチャンネルです。イングレス・ストーリーに即した日本語ステッカーは希少ですので、ここでぜひ新作をチェックしてみてください!

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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