【キャラクター紹介】ネメシスの構成員たち
7月に完成したテッセレーションを最後にこの世界を去った謎の集団・ネメシス。彼らは私達とは異なる世界に住む、もうひとつのナイアンティック計画に携わった研究者たちでした。それぞれのメンバーについて、これまでにわかったことをまとめてみました。 |
13人のナイアンティック研究者たちはそれぞれに奇妙な形のマスクで顔を隠し、実在するフォント(書体)の名称を通名としていました。エクソジェナスに彼らの活動を悟られないためであったと考えられています。
また彼らには各自を象徴する「色」があり、それらが可視光のスペクトルをなしていました。このうちニュートンが定めた7色──赤(レキシコン)・橙(ルシーダ)・黄(オプティマ)・緑(ディダクト)・青(アンブラ)・藍(ヘルベチカ)・紫(アヴニール)を持つ7名が、最初期のネメシス構成員だったと言われています。
ミリアド Myriad
本名: | ビクトリア・クレーゼ |
アーキタイプ: | カタリスト |
メッセージ: |
To end what I started. |
襲撃したオシリス研究者: | スタイン・ライトマン |
関連オペレーション: |
ミリアド・ハック・チャレンジ(2019/07) |
2019年7月、初めて公に姿を現し、「ネメシス」の名を世に知らしめたメンバー。オシリスのナイアンティック研究者たちを閉じ込めるアノマラス・バブルの4枚の障壁を構築しましたが、アノマリーの敗退を受けて異空間「フーガ」へ追放されました。のちにクーリエらによって救出され、オシリスとの交渉により、アノマラス・バブルの障壁を解除しています。
エクソジェナスの侵略が始まったときには、量子物理学の研究サミットのためベルリンを訪れていました。
オーロラAurora
本名: | スタイン・ライトマン |
アーキタイプ: | スピリチュアリスト |
メッセージ: |
True games only exist in the unmeasurable. |
襲撃したオシリス研究者: | ハンク・ジョンソン |
関連オペレーション: |
オーロラ・グリフハック・チャレンジ(2019/08) |
2019年8月、ミリアドに続いて登場。シェイパーズ・グリフはエクソジェナスの影響下にあると主張し、独自の文字「ネメシス・ルーン」を開発した人物です。
エクソジェナスの侵略でナジーアの支配に下り、脳の人工知能強化を施されていました。あらゆる知識を備え、偶発性を排除した「遊び」のない世界を嫌って、ネメシスへと参入。そのためでしょうか、数度に渡り大規模なパズルを仕掛けています。
彼らの世界で東京を訪れていたことがわかっており、オシリス世界でも東京で彼のテッセラが発見されました。
アヴニールAvenir
本名: | ローランド・ジャービス |
アーキタイプ: | ビジョナリー |
メッセージ: |
Betrayal fuels my vengeance on those that blinded me with power. |
襲撃したオシリス研究者: |
ローランド・ジャービス(失敗) |
関連オペレーション: | アヴニール・シャード(2019/9~10) |
2019年9月にヘルベチカの任務失敗を受けて登場し、彼を「フーガ」へ追放した人物で、ミリアドの追放も彼によるもののようです。
オシリス世界のテクトゥルフを利用し、自らシャードとなってポータルネットワークに侵入、その影響で旧スキャナーアプリ「リダクテッド」は廃止を余儀なくされました。
エクソジェナス侵略の際はシェイパーに囚われていまいたが、ヘルベチカによって救出されました。シェイパーを強く信奉していたアヴニールにとって、その侵略行為はシェイパーに裏切られたも同然でしたが、同時に多くの信奉者が犠牲となったことに強い責任を感じてもいました。そのため、ローランド・ジャービスを自らの手で始末しようとしましたが失敗、代わってカッパープレートが任務を遂行しました。
ヘルベチカHelvetica
本名: | マーティン・シューベルト |
アーキタイプ: | スケプティック |
メッセージ: |
What's in it for me? |
襲撃したオシリス研究者: | ユーリ・アラリック・ナガッサ |
関連オペレーション: |
ヘキサスロン・アーティファクト・コレクション(2019/09) |
2019年9月、オシリス世界のNIAが実施したフィールドテスト「ヘキサスロン」に乗じて、マルチバースのプライム・アーティファクト収集を目論んでいましたが失敗、その結果アヴニールに追放されてしまいました。クーリエに続きネメシスでは2番めに素顔を明かし、オシリス世界に混乱を引き起こしています。エクソジェナス侵略の際、シェイパーに囚われていたアヴニールを救出しました。
テッセレーション調整の影響でオシリス研究者たちがセンシティブ能力を失うことを知っていましたが、ネメシス内での議論の結果、それがオシリスに伝えられることはありませんでした。
アンブラUmbra
本名: | ミスティ・ハンナ |
アーキタイプ: | トリックスター |
メッセージ: |
Magic's just science that we don't understand, yet - Arthur C. Clarke. |
襲撃したオシリス研究者: | オリバー・リントン=ウルフ(失敗) ビクトリア・クレーゼ |
関連オペレーション: |
アンブラ・アノマリー(2019/10) |
2019年10月にアノマリーが発生し、その時の暗号解読チャレンジによって一度は正体が明かされていましたが、本当の姿は翌年6月まで判明しませんでした。アンブラは自らの精神世界に「マインド・パレス」を構築していましたが、エクソジェナスの侵略によって破壊されてしまいました。ネメシスがオシリスに現れた真意を最初に示唆した人物。
クーリエCourier
本名: | ハンク・ジョンソン(1218) |
アーキタイプ: | エクスプローラー |
メッセージ: |
Finding what is lost. |
襲撃したオシリス研究者: | なし |
関連オペレーション: |
海のミッションデー(2019/08) |
2019年11月に実施された「海のミッションデー」に際し、クーリエはプライム・アーティファクト「ウンディーネのシリカ」の手がかりを入手しようとしていました。後に「ウンディーネ」とは、シェイパーやナジーアと同じような「エクソジェナス」のひとつであることが明らかになります。
ネメシスでは最初にその正体を明かし、オシリス世界に混乱を引き起こしました。唯一、ネメシスたちの世界の住人ではありません。ネメシス世界にもハンク・ジョンソンは存在していましたが、既に死亡していたため、1218世界の彼が後任を務め、ネメシスに多くの情報をもたらしました。
またオシリス世界のミスティ・ハンナとともに異空間「フーガ」を訪れ、ミリアドとヘルベチカの救出、そしてウンディーネとのコンタクトに成功し、テッセレーションの解明に大きく貢献した人物です。
ディダクトDidact
本名: | オリバー・リントン=ウルフ |
アーキタイプ: | アルケミスト |
メッセージ: |
Teardown and start over. |
襲撃したオシリス研究者: |
ミスティ・ハンナ(失敗) |
関連オペレーション: |
ディダクト・フィールドチャレンジ(2020/02) |
2020年2月に登場。NIA主導のフィールドチャレンジに対し、対抗策としてフィールドやリンク破壊に対するアクセスポイントの増加を提示しました。
ディダクトの声明によって、ネメシスたちの背景が近いうちに明かされることが初めて示唆されました。ネメシス世界の「啓示の夜」もまた、彼のパワーキューブ実験中の事故がきっかけとなっています。
ミスティ・ハンナ襲撃の任務を果たしましたが、後にそれはミスティの「見せかけ」により失敗していたことが明らかになりました。
オプティマOptima
本名: | デヴラ・ボグダノヴィッチ |
アーキタイプ: | ヒューマニスト |
メッセージ: |
Regroup, recruit! |
襲撃したオシリス研究者: |
エゼキエル・カルヴィン(主導) |
関連オペレーション: |
なし(中止) |
エクソジェナスの侵略によって離散したナイアンティック計画メンバーを再召集し、ヴィスル・テクノロジー社の跡地に本拠「マグナス・ワン」を構えた人物です。当初からネメシスの情報開示を目的として、密かに「エネミー・マイン」と呼ばれる一連の情報を漏洩していました。ネメシス世界が崩壊した経緯についての情報を開示して、オシリスに対し和平交渉を申し出ています。
テッセレーションでは「国家情報局/ネメシス採用試験」を実施し、エージェントたちの理解と洞察が試されることとなりました。
ペルペトゥアPerpetua
本名: | ユーリ・アラリック・ナガッサ |
アーキタイプ: | ドリーマー |
メッセージ: |
Commingle uncharted memories. |
襲撃したオシリス研究者: | キャリー・キャンベル |
関連オペレーション: |
ペルペトゥア・ヘキサスロン(2020/02) |
エクソジェナスに対抗するための大きな手がかりとなる「テッセレーション方程式」を、故郷にある「死の谷」の石版から写し取り、持ち帰った人物。しかしネメシスたちだけではその解明に至らず、最終的にオシリス研究者たちの協力を仰ぐこととなりました。
オシリス世界のユーリ・ナガッサが、アーティファクトを利用して自分の記憶を盗み取るように誘導し、自らの体験をもってネメシス世界の惨状を伝えようとしていました。
ルシーダLucida
本名: | エノク・ダルビー |
アーキタイプ: | リスナー |
メッセージ: |
There Is No Harmony Without Dissonance. |
襲撃したオシリス研究者: | マーティン・シューベルト |
関連オペレーション: | なし |
オプティマが提示したオシリスとの和平交渉実現に協力し、テッセレーションの調整に必要となる196の音調で構成される「ワールド・レゾナンス」の存在を明かした人物です。また「レゾナンス」構築にあたり、オシリス世界のエノクとの共同作業も行いました。
エクソジェナス侵略の際にシェイパーに囚われていたレキシコンを危険を顧みず救出、ふたりでネメシスに参入しました。
レキシコンLexicon
本名: | キャリー・キャンベル |
アーキタイプ: | インタープリター |
メッセージ: |
Lost in translation. |
襲撃したオシリス研究者: | エノク・ダルビー |
関連オペレーション: | なし |
エクソジェナス侵略の際、レキシコンはシェイパーに捕らえられ、様々な実験によってリカージョンを繰り返すという悪夢のような体験をしていました。ルシーダによって救出されるまで、それは続いたといいます。その後、彼女はペルペトゥアが持ち帰った「方程式」の解明に取り組みましたが、完全な解明には至らず、オシリスの研究者たちに協力を求めました。
レキシコンは、エクソジェナスの影響を排除した上でXMを利用することは可能だとも考えていました。
レクイエムRequiem
本名: | エゼキエル・カルヴィン |
アーキタイプ: | パトロン |
メッセージ: |
Egress and regress. |
襲撃したオシリス研究者: | なし |
関連オペレーション: |
かつてはネメシス世界でナイアンティック計画を率いていた人物だと思われます。しかしエクソジェナスの侵略が起きた時、レクイエムは1218世界へのリモート・パーティシペーション実験を行っていました。この時の破壊によってレクイエムの精神と肉体とは分断され、修復された後も生命維持装置を必要とする大きなダメージを受けてしまったのです。
このことからエージェントの間では、1218世界で同様の過去が明らかになっているエドガー・アラン・ライト博士と何らかの関連があるのではないかと憶測されています。
またCOVID-19感染拡大の影響で実施されることのなかったレクイエム・アノマリーは「延期」となっており、今後改めて発生することが示唆されているものの、今のところ詳細は未定となっています。
カッパープレートCopperplate
本名: | ADA・ウェンディ |
アーキタイプ: | オムニシャント |
メッセージ: | |
襲撃したオシリス研究者: | ウェンディ ローランド・ジャービス |
関連オペレーション: | なし |
カッパープレートはテッセレーションを先導していた「テザーハンド」の正体でもありました。彼女たち...ネメシス世界で共生状態にあるADAとウェンディは、テッセレーションの完成を促進するために、架空の存在を装ってこのゲームを進行してきたのでした。
ネメシス世界のADAは当初ナジーアと協力関係にありましたが、ナジーアの所業がマルチバースにとって脅威となりうること、テッセレーションによってブロックされていた「他のADA」との連携を行うため、ネメシスに参入しました。オシリス世界でウェンディを襲撃した際には、既にオシリス世界のADAと協力関係にあったようです。
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