【解説】ネメシス総合まとめ【再編集版】

7月に完成したテッセレーションを最後にこの世界を去った謎の集団・ネメシス。彼らに再びまみえる日が来るのか...それは誰にもわかりませんが、物語はもう少しだけ続くようです。

ここまでにわかっているネメシスの情報をまとめ、少し別の視点から一連の出来事をもう一度辿ってみましょう。

ネメシスとは

「マルチバース」と呼ばれる多元宇宙に存在する、無数の世界のひとつ。その世界にも、私達の世界と同じナイアンティック計画があり、同じ13人の研究者たちが存在していました。しかし彼らの世界では「啓示の夜」が発生するとすぐに、シェイパー、続いてナジーアが到来し、彼らの世界はめちゃくちゃにされてしまったのです。

マルチバースの各世界は「テッセレーション」という、フィルターのようなもので守られており、これがエクソジェナスからの影響を調整する役割をしていました。しかし彼らの世界のテッセレーションは、オシリス世界で行われていたRPE(リモート・パーティシペーション実験)の影響で、破壊されてしまっていたのでした。

このことを知ったナイアンティックの研究者たちは再び結集し、「ネメシス」を名乗って正体を隠し、自分たちの世界を救うため、オシリス世界へとやって来たのです。

ネメシスの各メンバーについては、こちらで紹介しています。

ネメシスたちの世界

ingression.pngネメシス・ストーリー - PROJECT LYCAEUM (全訳)

ネメシスたちの住む世界では、「啓示の夜」が発生後ほどなく、シェイパーとナジーアによる侵略が始まりました。全人類を翻弄する大規模な戦争が起こり、この地球は2つのエクソジェナスによって支配されてしまったのです。それは「啓示の夜」からわずか28日間の出来事でした。

ネメシス・ルーン

NemesisRunes.pngネメシスが開発した、独自のグリフ文字。それまで使われてきたシェイパーズ・グリフは、エクソジェナスによる影響を強く受けるものとネメシスは考えていました。それを回避し、ネメシスの活動をエクソジェナスに悟られないため、彼らの声明にはこの文字が多用されています。

(参考資料) ネメシス・ルーンの出現と解読

これらの文字のうちアルファベットを示す26文字は、前半A~Mと後半N~Zの13文字がそれぞれ対称をなし、後半の文字が前半13文字をベースに作られている事がわかります。基本となる前半13文字はペルペトゥアが「死の谷」から持ち帰ったというアーティファクト方程式を示す波形を元に構成されているようです。

砂時計

hourglass.pngすべてのネメシス・メンバーが共通して身につけていたものには、独特なマスクの他に砂時計のペンダントもありました。ネメシスのシンボルマークにも砂時計のモチーフが使われていることが見て取れます。彼らがこれを自らのシンボルとしたことには、どんな意味があったのでしょうか?

歴史上、ギリシャ神話の女神ネメシスは片手に砂時計を持った姿が多く描かれています。これが直接の由来ではないかと考えられますが、これはネメシスが「運命の女神」と誤解されたことに起因するとされており、この女神が砂時計を持っている意味については明確にされていないようです。またネメシスはしばしば「復讐の女神」とも誤解されます。

最近になって、P.A.シャポーからもこれについていくつかの仮説が提示されました。

(1)時間切れが迫り、エクソジェナスを阻止することが急務であると自らに戒めている

(2)ネメシスが我々の世界に対してRPEを行った手段やその時間的制約に関係している

(3)彼等自身のエックスエム形態の魂を内包している

しかし、これらも推測の域に留まり、本当の理由は明らかになっていません。

ネメシスたちはオシリス世界で何をしたのか?

ここで一連の物語をネメシス達の視点から再び追ってみましょう。通常視点での詳しいあらすじはこちら

ネメシスの目的は、エクソジェナスに侵略されてしまった彼らの世界を救うことにありました。

侵略が起きたのは、ネメシス世界のテッセレーションが壊れてしまったからであり、これを修復する必要がありました。しかしその具体的な手法はまだ解明できていなかったのです。

一方、1218世界からのクーリエ(ハンク)参入によって、ネメシスたちは彼らの世界と非常によく似た別の世界...オシリスの存在を知らされました。「啓示の夜」以前の2つの世界には、多くの共通点があったようです。そしてオシリスはまだ、エクソジェナスの侵略を受けていませんでした。

そこで彼らは、オシリス世界のテッセレーションを調整してエクソジェナスをシャットアウトできるようにし、そのテッセレーションを自分たちの世界と共有することを考えたのです。1枚のフィルターを2つの世界で共有する...それが可能であると、ネメシスは考えたのでした。

当初ネメシスは、オシリス世界のナイアンティック研究者たちを動けなくして、自分たちの手でオシリスのテッセレーションを調整しようと考えていたようです。当時全員がシミュラクラであったオシリス研究者たちが次々と殺害されていったのは、そうした上でリカージョンを無効化し、彼らが復活できないようにするためでした。さらに周到にも、ミリアドは彼らの本体(遺体)が安置されているCERNの地下施設に4枚の障壁でアノマラス・バブルを作り、万一シミュラクラが人間として復活したとしても、身動きができないようにしていました。

さて研究者たちを閉じ込めはしましたが、ネメシスたちはすぐにはテッセレーションに着手せず、個々に様々な方法でオシリス世界のポータル・ネットワークに侵入し、エージェントたちの活動を阻害しようとし始めました。

一方、オプティマ...ネメシス世界のデヴラ・ボグダノヴィッチは、オシリスの人々に敵対することにはあまり賛成していなかったようです。ネメシスの内情を知ってもらい、エージェントたちの理解を得ようと、当初から密かに内部情報を漏洩していましたが、それはネメシスの総意ではなく彼女の単独行動でした。

ネメシス世界の惨状も知らず、無防備にもXM活動を続けるオシリスの現状は、彼らの目に余ったのかも知れません。そうした場当たり的な活動ばかりが半年近くも続きました。

これに業を煮やしたのがカッパープレートです。カッパープレート...ネメシス世界のADAは、他の世界のADAとの統合を図るため、当初からテッセレーションの調整を目的として、ネメシスへと参加していました。しかしいつまで経っても進展しないテッセレーションをなんとか進めるため、「テザーハンド」という架空の存在を演じて「ゲーム」を提案し、オシリスのエージェントたちを巻き込むことで完成を早めようとしたのでした。

その甲斐あってテッセレーションは着実に完成へと近づいていきましたが、「調整」のための方程式は依然として解明されず、さらにオシリス世界ではCovid-19が蔓延し、活動はままならなくなっていきます。そこでネメシスには方向転換が求められました。事情を明かさずにただ攻撃を繰り返すより、すべてを明かして話し合い、理解と協力を得ることを選んだのです。

そしてテッセレーション方程式の解読が進んだことで、テッセレーションの調整に必要なアーティファクトは、それらと同じ世界のマグナスにしか活性化できないことが判明します。ネメシスたちが勝手にオシリスのテッセレーションを調整することはできなかったのです。そこで彼らはオシリスの研究者たちを解放し、説得して、彼ら自身の手でテッセレーションを調整するよう求めました。オシリスの研究者たちは彼らの要求を受け入れ、要望通りにテッセレーションの調整を実行したのです。そのせいで全員がセンシティブとしての能力を失ってしまうことも知らずに...。

晴れて目的を果たしたネメシスたちは、自分たちの世界を修復し、同じようにエクソジェナスの影響を受けている他のユニバースを救うため(?)、オシリス世界を去りました。彼らに再び会うことは、もうないのでしょうか...?

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【キャラクター紹介】ネメシスの構成員たち

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2020年12月13日~19日