2021年05月30日~06月05日

2021年05月30日~06月05日
今年1月を最後に消息を断っていたP.A.シャポーが、久しぶりにフォーラムに姿を表しました!今回はその経緯も含め、最近の動きをまとめてお話します。

5月22日 次なる挑戦:オペレーション・センティネル(2)

エーオース・プロトコル終結後も、NIAは様々なチャレンジ・イベントを実施してきました。先月22日より実施された「オペレーション・センティネル」では、中立ポータル付近で観測された「混沌としたエネルギー」の増大を防ぐため、できるだけ多くの中立ポータルのキャプチャが課題となりました。

5月23日 オペレーション・センティネル:状況報告

イベントが開始されると、スキャナーのニュースタブ上にはその進捗状況が順次報告されていきましたが...その発信者はNIAではなく、長らく息を潜めていたP.A.シャポーだったのです。シャポーのメッセージは毎日の進捗状況の他に、その都度暗号化された短いメッセージが添えられていました。

5月23日:センティネルは表向きと異なるものだ。(SENTINEL IS NOT WHAT IT SEEMS.)

5月24日:センティネルがその鍵となる。(SENTINEL IS THE KEY.)

5月25日:ポータルを確保するほどに世界規模のエックスエム急増を引き起こす(MORE PORTAL CAPTURES CREATES SURGE IN GLOBAL XM)

5月26日:ポータルネットワークは終焉を迎える(THE PORTAL NETWORK WILL END)

5月27日:信じるのは愚か者ばかりだ(ONLY A FOOL WOULD BELIEVE)

5月28日:過大な希望と楽観とともに(WITH GREAT HOPE AND OPTIMISM)

5月29日:真のエージェントであれば力となってくれることだろう(TRUE AGENTS WILL ALWAYS BE THERE)

5月30日:この先の見込みなんてない(THERE IS NO FUTURE)

5月31日:私には到底信じられない(I REFUSE TO BELIEVE)

6月1日:今こそ再び行動に移すときだ/助言:逆順に読むことができる(IT'S TIME TO MOVE AGAIN / TIP: TO BE READ IN REVERSE ORDER)

6月 2日 オペレーション・センティネル:達成

そして作戦最終日、ニュースタブにシャポーから達成の知らせが来るとともに、フォーラム上でオペレーション・センティネルを報じたスレッド上には、実に4ヶ月ぶり(フォーラム上ではおよそ半年ぶり)に姿を現した、P.A.シャポーからのコメントが投稿されました。その内容は、これまでに通知されてきたメッセージを、最終日から3日目まで逆順に並べたものとなっていました。

メッセージを最後の指示のとおりに逆の順番で読むと、イベント開始日から時間順に読んでいった場合とは、文章の主旨が大きく変わります(どこからどこまでをひとつの文と考えるかも影響します)。そしてこのオペレーション・センティネルが、当初知らされていたものとは異なる意味があること、このイベントはこれだけで終わるものではなく、今後の展開へとつながるものであることが示唆されています。長らく停滞していたストーリーが、再び動き始めるのでしょうか...?

先週から今週の動きとしては、以上です。

* * *

...が、今回の出来事から、これまでの一連のチャレンジ・イベントが、今後のストーリー上で意味を持つ可能性が浮上したとも言えます。ここで改めて、エーオース・プロトコルから最近までのNIAの動きについて、簡単に振り返っておきたいと思います。

これまでのチャレンジ・イベント+ほかNIAの動向

まず、昨年11月から12月にかけて実施されたエーオース・プロトコル。これはNIAとヒューロンの共同プロジェクトとして、全3フェーズに分けて行われました。第1フェーズではユニークポータルのキャプチャ促進によって、エクソジェナス遮断後の安定性を測定。第2フェーズではポータル申請・ポータルスキャンの促進によって、XMへの陣営思想の影響度を測定。第3フェーズではリンク・フィールド構築を促進しました。

最終フェーズの目的は明言されませんでしたが、その後明らかになった報告書の内容から、このプロジェクトがヒューロンによるポータル・ネットワークを介した人心の制御に利用される疑いが浮上し、その責任をかぶったヒューロン経営者の交代劇がありました。実際には完全に濡れ衣を着せられた形でヒューロンを追われたユエン・ニィは、カルヴィンにすべてを話して、NIAの協力を求めました

年が明け、1月にはドローンハック週末イベント、さらに月次のスペシャルイベントが、NIAの主導で開催されました。

2月には旧正月のスペシャルイベント月次スペシャルイベントが開催されました。また定額課金サービス「コア・サブスクリプション」の開始、NASA火星探査機の火星着陸にちなんだ、関連ポータルキーの配布などがありました。

3月の月次スペシャルイベント(レゾネート・ザ・ワールド)では陣営戦が導入され、勝利陣営に応じた反転アイテムのキネティックカプセル生成プログラムが期間限定で解放されました。続いて実施されたオプティマ・キネティックチャレンジでは、前チャレンジのレゾネーター設置が原因でポータルネットワークに共鳴が起こり、それによって今の世界とは「異なるバージョンの過去」が顕現したという背景が説明されました。

4月の月次スペシャルイベントは、3月のオプティマ・キネティックチャレンジの影響による潜在的脅威の調査と位置づけられていました。下旬にはマインドユニットの挙動に乱れが検出され、コントロールフィールド内でリンクやCFの構築が可能となる事態が発生。フィールド内に構築されたリンクを計測するマトリョーシカ・イベントが実施されました。また同時期、新たにハックストリークの実績メダルが実装されています。

そして5月、スキャナーに新たにドローンネット・レイヤーが導入され、これに伴ってドローンに何らかの異常が検知されます。ドローンネット・ウィークエンドイベントでは、ドローンの撃墜に関わる各種アクションの付与APが増加しました。

それに続いて実施されたのが、今回のオペレーション・センティネルです。中立ポータルから発見された「混沌としたエネルギーの増大」は、4月のマトリョーシカ・イベントによる影響だと言われています。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

プロジェクト・リュケイオンのメンバーによる調査活動などを最後にご紹介します。

【新ストーリー】Create New Universe【ないなら作ろう】(Ingressフォーラム)

<ストーリーが停滞中の現在、調査員シロヤギウスの呼びかけにより、リュケイオン調査員を中心とした「未知のユニバース探索調査」が実施されており、多くの調査報告が寄せられています。

あなたが発見した「もうひとつのイングレス世界」を、ぜひ報告してください!

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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