タイムマシン:2012年11月02日~06日

2012年11月02日~06日
YouTube動画(他にも入り口はあったのかも知れません)の誘導によってたどり着くウェブサイト「nianticproject.com」には、動画やメモ、文書の切れ端などの謎めいた断片が日々掲載されていきました。しかしまだ、これらが何を示しているのかは見えてきません...。
【ウェブサイト「nianticproject.com」について】

初回ですので、ちょっと長くなりますが簡単に説明を。このウェブサイトの見方をご存知の方には蛇足となりますが...。

nianticproject.com」はこの時からおよそ1年間、イングレスの主要なストーリー情報が掲載されていったウェブサイトです。スマートフォンからも閲覧可能ですが、PCでの閲覧に適した設計となっています(以下PCでの操作を説明)。WrapUpTM121106-03.pngトップページを開くと、「コンスピラシー・ボード(調査ボード)」と呼ばれる掲示板があります。下のスライダーで日付を移動でき、その日に新たに掲示された情報には黄色いマーカーがつきます(既読はグレー)。それぞれをクリックすると、より詳しい情報を閲覧できます。

ボードは月ごとに新しく入れ替わります。画面両端に表示される「」「」をクリックすると、前後の月に移動します。サイドバーのインデックスからも、特定の年月へ移動できます。

ウェブサイト右下には、匿名で情報提供を行えるリンクが掲載されていました(現在は利用不可)。ユーザーはここから自分の考察やファンアートなどを投稿できたようです。

ソウト・フォー・トゥデイ(Thought For Today)調査ボード上部にある「DAY ??」の部分をクリックすると開きます。その日に公開された情報について、シャポーからのコメントが記載されています。ウェブサイトの更新時刻に日本との時差があるため、概要セクションではソウト・フォー・トゥデイの掲載日(現地時間)を「TFT??/??」としてタイトル部に付記しました。

ワード・オブ・ザ・デイ(Word of the Day)調査ボード左端に掲示されている「The Word of the Day」のメモをクリックすると開きます。1日に1語のキーワードがピックアップされ、それについての解説、そしてパスコードの暗号が隠されています。ここはストーリー進行と直接には関連しないため、別途セクションを設けて紹介します。暗号の解説はしません。

各記事の公開時刻には日本との時差があり、以下「概要」セクションでは日本時間をベースに紹介しています。つまり当時の日本で、この週(当時の水~翌火曜日の1週間)に確認できた情報をまとめた形となっています。原文との日付表記にズレがあることをご了承ください。

【概要】

11月 2日 TFT11/01:ナイアンティック計画とは何か(2)

最初の挨拶として、ウェブサイト管理者「P.A.シャポー」を本名ではないとしながら名乗った。

11月 2日 道程はここに始まる(映像)

ナイアンティック調査の概要を示すYouTube動画。映像にはイングレス・スキャナー、2台の黒い車両、タイコらしき男性、ベン・ジャックランド、ナイアンティック計画のロゴマークと、無数のメモが止められた調査ボードが映し出される。

11月 2日 ナイアンティック・シンボル

「Niantic」と記された青いロゴマーク画像。

11月 2日 タイコのポスター(1)

7月にコミコンで連行された男が持っていたポスター画像(CERN)。ポスター中のシーザー暗号解読文もコメントに掲載。このときからボードに掲示された情報がGoogle+上でも「ナイアンティック計画」アカウントで投稿されるようになる。

11月 2日 TFT11/02:世にこのようなことを求める者もいる...

調査ボードへの情報提供はSNSを介しても受け付けられた。

11月 2日 誤作動する携帯端末(映像)

10月に投稿されたベン・ジャックランドによるYouTube動画。内容は中古で入手したスマートフォンの挙動がおかしいことを報告するもの。屋外に持ち出すと、彫像の近くでスキャナーアプリが自動的に起動する。

11月 2日 エックスエム研究

「XM研究データ」と題された何らかの研究報告画像。XMとは何か?

11月 3日 TFT11/03:誰が何のために送りつけてきたのか

シャポーが「エイダ」という名の何者かを示す新たな情報を受け取ったと報告。エイダとは何者なのか?

11月 3日 国家情報局ロゴ

事務文書の一部と思しき画像。国家情報局のロゴが含まれている。

11月 3日 エイダの調整

ローブとボウルズの会話、ボウルズがローブとADAとを引き合わせる。Wikipediaによれば、国家情報局とは公式に存在しない組織。

11月 3日 タイコのポスター(5)

タイコのポスター画像(チューリッヒ中央駅前アルフレッド・エッシャー像)。

11月 5日 TFT11/04:つながりはまだわからない

これまでに現れた種々の情報に対し、シャポーは未だそのつながりはわからないとしている。

11月 5日 ラビットホール(映像)

ADAのチューリングテスト動画、「不思議の国のアリス」の一節を朗読している。

11月 6日 TFT11/05:符合というには独創に過ぎる

情報のつながりはまだわからない。発信者は誰なのか?何故なのか?

11月 6日 脅威と機会

国家情報局エゼキエル・カルヴィンによる「シェイパーの脅威と機会(危険性と有用性)」について、なんらかの方針を示した文書。国家情報局がナイアンティック計画に関与していることも見て取れる。

【ワード・オブ・ザ・デイ】

今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。

11月 2日 11/01:コンスピラシー・ボード
11月 2日 11/02:ブラックデバイス
11月 3日 11/03:ディープ・スロート
11月 5日 11/04:イングレス
11月 6日 11/05:ナイアンティック

【解説】

満を持して登場したnianticproject.comでしたが、まだまだ情報は断片的で、これらがどうつながっていくのかは、シャポー自身にもわからない様子。...もしかしたら、実は彼にはすべてわかっていて、あえてユーザーの推測を求めていたのかも知れませんけれど。

この週に掲載された情報のいくつかは、すでにウェブ上に関連する情報が公開されていたものでした。コミコンで連行された男、奇妙な画像をSNSに投稿したベン・ジャックランド、それから「ナイアンティック計画」という名称とロゴマーク。

そして新たに、「XM」、「ADA(エイダ)」、「国家情報局(NIA)」といったキーワードも。それぞれの関連が見えないままに、謎ばかりが増えていきます。

ベン・ジャックランドからは、新たな動画が投稿されていました。現在の私達には、このスマートフォンがイングレス・スキャナーであることがわかります。ですが、まだクローズド・ベータ版もリリースされないうちに、彼はすでにそれを手に入れていたのです。ベンはこのスマートフォンをネットオークションで入手したと言っていましたが、一体それはどこから出てきたものだったのでしょうか?

そしてユーザーにとっては、さらなる謎

このウェブサイトは一体何なのか?P.A.シャポーとは何者なのか?彼は一体何を明らかにしようとしているのか?

この週にはローブという人物が、「ADAの調整」を依頼される経緯を示す文書も現れていますが、この時点ではこの人物の素性も判っていませんし、ADAが人間ではないことすら、はっきりしていないのです...。

(以下ネタバレ。クリックで開きます) 2015年にタイコが発表したコミック「イングレス・オリジン」には、ちょうどこの時期のナイアンティック計画の様子が描かれています。ADAの教育係であったリチャード・ローブは、ADAからの警告を受けてナイアンティック計画を抜け、この計画の裏に隠された陰謀を暴き出そうと「P.A.シャポー」を名乗る決意をします。

警告...ADAは、このおよそ1ヶ月後に起きる惨事を、予測していたのでしょうか?


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

今週のリュケイオンはお休みいたします。

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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