タイムマシン:2012年11月07日~13日

2012年11月07日~13日
シャポーからもたらされる情報は、先週に比べ落ち着いたかに見えました。しかし今週現れた情報のいくつかには、さらなる情報が隠されていたのです...。そして、おぼろげながら「ナイアンティック計画」の姿も見えてきました。
【概要】

11月 7日 TFT11/06:デヴラとは何者か

ベンの携帯電話に関連がある人物について。該当ページを一番下までスクロールすると、暗号文が隠されている。

11月 7日 電話の解体:試作N型(映像)

ベン・ジャックランド、誤作動スマートフォンの続報。該当する型番が存在せず、盗品と判明。持ち主は「デヴラ」という人物。ベンは中に保存されていた画像と、内蔵されていたナイアンティックのロゴ入りチップを公開。(YouTube動画の公開日は2012/07/30)

11月 8日 TFT11/07:誰が監視者自身を監視するのだろうか

ラテン語の言葉「誰が監視者自身を監視するのか」これはシャポー自身やエージェントたちを指している。

11月 8日 シェイパー研究提案書

ユエン・ニィ(国家情報局ディレクター)からカルヴィンに宛てた文書。提案されたXM研究の実施が承認された。計画コードはナイアンティック。この時点ではXMはマインドウィルスと認識されている。

11月 8日 携帯電話の回収

ユエン・ニィとケン・オーウェンの会話、流出した携帯電話の追跡とシャポーのウェブサイトについて。

11月 9日 TFT11/08:私が見ていることを見ているか

ナイアンティックにつながる手がかりが得られたとしても、回収せず様子を見よとシャポーはエージェントたちに警告。

11月 9日 奇妙な押し入り(映像)

ベン・ジャックランドが動画を投稿。自宅が何者かに荒らされた様子、盗まれたのは問題のスマートフォンだけだった。映像中、窓外にドローンらしきものが映り込む。

11月 9日 ホリス音声日記(1)

アントニン・ホリス医師の音声記録2本。何者かに操られたかのような、奇妙な症例を示す身元不明の患者について。

11月10日 TFT11/09:奇妙な世界への旅路

「シェイプス」という未知の存在への言及を取り上げ、もはや後戻りできない領域へ踏み込んだことを暗示する。

11月10日 ホリス音声日記(2)

ホリス医師の音声記録、第3の断片。身元不明の患者は熱心に彫刻を制作していた。彼は一連の奇妙な事象を「シェイパーズ」によるものだと言う。

11月10日 アフラム(映像)

「ナイアンティック計画・アフラム・ドローン 」と題された、上空からの監視映像らしきもの。

映像中に現れるQRコードから、「NIA.NPLabsRecon.Kureze1」と題されたクレーゼの音声データにたどり着く。さらにその音声データから、その続きと思われる別の音声データも発見される。クレーゼはソクラテスの言葉を引用し、真実とは理解困難なものであることを語っている。ただしこの時点ではまだクレーゼが誰であるかはわかっていない。

11月11日 TFT11/10:出口と入口

ナイアンティック計画の採用面接らしき情報について。シャポーは核心に近づいたと感じている。

11月11日 ホリス音声日記(3)

ホリス医師の音声記録、第4の断片。ホリス医師は何者かに付け狙われている不安を感じている。同ページに隠された暗号の解読により別の何者かの言葉が発見されている。

11月11日 較正(映像)

ナイアンティック計画の着任面談(採用面接)ガイド音声と思しき映像。冒頭に「ADA - Calibration.init」とテロップが表示される。映像は光る球体のようなものが次第に遠ざかり、やがてADAのシンボルのような形になるもの。

11月12日 TFT11/11:共通事項の探究

本日の情報はコミックコン関連。

11月12日 ナイアンティック調査(1):コミックコン(映像)

まとめ映像シリーズ「ナイアンティック調査」1本目、コミックコンとタイコについて。シャポーは自らをトゥルースシーカーと呼ぶ。

タイコはゴーストライターで、あらゆる作風を真似ることができ、多くの著名作家に重宝されていた。国家情報局はタイコの情報を収集している。

上記映像中に現れるQRコードから、タイコの手によるスケッチと思われる画像が発見される。

11月12日 疑似科学

とある場所の調査を依頼されたアンデルセン博士と、OSS(米戦略情報局・CIAの前身の一部)職員との会話記録。博士は具体的に何を調査しているのか知らされないまま、プロジェクトを外された。現地ではねじり場(素粒子の量子スピンによって発生するエネルギーフィールド)と思しきものが観測された。

またこの文書からは、文書中の会話に関連する音声データが発見される。

11月13日 TFT11/12:情報の流れ

ニィとカルヴィンの会話記録に言及。

11月13日 バリウム

ユェン・ニィとカルヴィンの会話記録。情報漏洩の張本人はわかっていない。ニィはあえて漏洩されるに任せ、それへの反応から利害ある者を見極めようとしている。

11月13日 ホリス音声日記(4)

ホリス医師の音声記録、第5・第6の断片。ホリス医師の周辺に対する警戒心は増大し、多大なストレスを及ぼしている。接見した患者にもまた、明らかな異変が見られた。

【ワード・オブ・ザ・デイ】

今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。

11月07日 11/06:「パーソナル・サーベイランス・デバイス
11月08日 11/07:「インバース・サーベイランス
11月09日 11/08:「URBドローン
11月10日 11/09:「パレイドリア
11月11日 11/10:「モザイク理論
11月12日 11/11:「ゴースティング
11月13日 11/12:「ハンチ

【解説】

この週には新たに、アントニン・ホリスという医師の音声記録が登場しました。身元不明の患者ジョン・ドゥに接するうち、徐々に自身の身辺にも異変を感じるようになります。この患者が何者なのかはわかりませんが、「シェイパー」の名を口にすることや、奇妙な「彫刻」を作り続けていること...どことなく、まだ登場していないローランド・ジャービスを彷彿とさせますね。彼の正体は、ジャービスなのでしょうか?

先週から今週にかけて現れたいくつかの文書から、どうやら国家情報局は何らかの極秘研究プロジェクトを進めているらしいことが伺えます。そしてベン・ジャックランドの携帯電話や、シャポーのウェブサイトが、彼らにとって非常に不都合なものであるらしいことも。

情報はだいたい1日に2つ程度のペースに落ち着いた今週でしたが、多くの情報に暗号やコードが仕込まれ、そこから更に別の情報が見つかる仕組みになっていました。この仕掛けはまだしばらく続くようです...。

ベンの動画中、背後に写り込んだドローンの姿は昨年6月、プライム・スキャナーにドローンネットが実装された際にも紹介されています。

11日のホリス音声日記(3)から発見される謎のセリフの発言者は?誰に対して、どんな状況で話しているのか?...この謎は、程なく明らかになります...。

(以下ネタバレ。クリックで開きます)

ホリス医師が接見していた患者ジョン・ドゥは、ジャービスとは別人ではないかと、今の所は考えられています。ジャービスが精神科医やカウンセラーにかかっていたという情報はなく、この時期ジャービスはまだナイアンティック計画に従事し、CERN内にいたはずですから...。

また、コミック「イングレス・オリジン」には、ジャービス同様にシェイパーからインスピレーションを得ていた別人物との軋轢が描かれていました。つまりシェイパーの恩恵(?)を受けていたのは、ジャービスだけではなかったことを示しています。

ただしこの音声データが記録された正確な時期は不明であり、もしかしたらこの患者がナイアンティック計画に参加する前のジャービス、あるいは「オリジン」に登場したギアー氏である可能性も、ゼロではありません。

9年後の現在、あらためて振り返ってみると、今週の情報にはいくつかの奇妙な点が見つかります。

患者ジョン・ドゥは、彼の背後にいる存在を「シェイパーズ(シェイパー)」と呼びました。しかしこのシェイパーという呼称は、XMのデータが「脳を形作る」作用があることから、研究者たちによって名付けられたものです。また後に登場するクルーの発言によれば、その呼称には敵意や畏怖が込められており、少なくとも彼らを受け入れる姿勢のある人が使うべきではないものだ、とも。ジョン・ドゥは何故、その名を知っていたのでしょうか?そして何故、その名で彼らを呼んだのでしょうか?

もう一点、今週登場したベン・ジャックランドの動画ですが、YouTube上の動画公開日を見ると2012年7月30日となっています。先週紹介した動画の公開日は10月4日ですが、話の流れから言って、先週の動画の方が撮影時期は古いはずです。また携帯電話の中から出てきたと思われる画像は、8月15日にGoogle+上に投稿されていました。この件に関する時系列が、錯綜しているのです。

ベンの自宅が荒らされたのは、国家情報局が極秘にしていた情報を、彼がネットに公開したからだと考えられます。つまり一連の出来事は7月30日より前に起きているはずです。

しかし、2013年に出版されたフェリシア・ハジラ=リーによる小説「イングレス:ザ・ナイアンティック・プロジェクト」によると、デヴラが携帯電話を遺棄したのは「啓示の夜の後」つまり11月30日の深夜以降となっています。これがベンの手に渡ったのだと考えると、この携帯電話は「未来からやってきた」事になってしまうのです。

一方コミック「イングレス・オリジン」にはその記述はなく、代わりにプロジェクト進行中の時期に携帯電話を盗まれ、啓示の夜にはデヴラがその犯人の姿を目撃しています。

この奇妙な矛盾は、一体何でしょうか?単なる記述ミスなのか、誰かの誤解なのか、それとも...?



【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

今週のリュケイオンはお休みいたします。

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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