タイムマシン:2012年11月14日~20日

2012年11月14日~20日
9年前の今週、ついにイングレス・スキャナーのクローズド・ベータ版がリリースされました。そしてナイアンティック計画に関わる人物たちも、次々と登場していきます。
【概要】

11月14日 水曜日

TFT(11/13):ローランド・ジャービス:彫刻家か狂人か

ホリス医師の患者ジョン・ドゥ、そしてローランド・ジャービスという2人の彫刻家について。またこの日に限りソウト・フォー・トゥデイのリンクは日付下のタイトルのみとつながっており、日付を示す付箋からはタイコのスケッチと思われる画像が発見される。

較正:ローランド・ジャービス(映像)

ADAによるキャリブレーション映像、ローランド・ジャービス。彫刻家ジャービスは盗作の疑惑をかけられたことから 、自身のアイデアがどこか外部からもたらされていると気づいた。

テック(1)

モールス信号のような音声データを復号することで、文書が見つかる。スキャナーアプリの開発を、カルヴィンが提案する内容。この時点でアプリがすでに「イングレス」と呼ばれている。またクレーゼのフルネームが登場し、10日の音声データの主がナイアンティック計画の関係者だとわかる。

テック(2)

もうひとつの音声データ復号により見つかる文書。上記文書の添付資料で、インテルマップの一部と思しき画像が見られる。

11月15日 木曜日

TFT(11/14):検出アルゴリズム

ADAの正体が判明したと述べる。

エイダの開発

ヘンリー・ボウルズとカルヴィンのやり取り。ボウルズはナイアンティック計画を支援するアルゴリズム「ADA(エイダ)」の開発を委託されていた。また11日にホリス医師の音声から発見された発言がボウルズのものだとわかる。

これが始まりである

ウェブサイトが何者かに攻撃されたことに対するシャポーの抗議声明。引き続き入手した情報の漏洩を続けると表明した。

TFT(11/15):研究者と芸術家が集められたのは何故か

これまでに登場したキーワードを列挙し、他には何があるかと問いかける。

オーダーデータ

パスワード付きの情報。カルヴィンとNSA職員との通話記録。カルヴィンが解析を依頼した研究データの一部には、自然発生とは思えない何かの通信とも取れる規則性が見られた。

この文書に含まれる暗号の解読により、ケン・オーウェンとユェン・ニィの会話記録が発見される。回収されたベンの携帯電話が、プロジェクト名「ナイアンティック」の漏洩源。P.A.シャポーは組織ではなく個人だと考えられる。

11月16日 金曜日

漏洩した技術

カルヴィンとニィの会話記録。ニィはスキャナーアプリが漏洩し拡散している事実を憂慮し、アプリの強制撤去を求めるが、カルヴィンはそれによって更に疑念を抱かれることを危惧している。

11月17日 土曜日

TFT(11/16):ナイアンティック計画の核心に何があるのか

クレーゼという人物について。ほか、ゲームアプリ「イングレス」リリースに伴うコメントと思われる。スキャナーにはジャービスがエンライテンドを勧誘するメッセージが含まれている。

較正:ビクター・クレーゼ(映像)

ADAによるキャリブレーション映像、ビクター・クレーゼ。クレーゼはマルチバース、あるいは3次元から見た多次元世界についての説明をしている。

ナイアンティック・プロジェクト・ウィキ

有志ウェブサイト「ナイアンティック・プロジェクト・ウィキ」の紹介。これはウェブサイトには掲載されず、Google+上でのみ発言された。

11月18日 日曜日

TFT(11/17):アイデアはどこから来るのか

コミック・コン関連の調査について。漏洩したイングレス技術への反響についてもコメントしている。

この頃クローズド・ベータ版へのアクセス権と引き換えに、ナイアンティック・ラボはファンアートやオリジナルの文章を募集していた。

創造性

「イングレス」へのアクセス権獲得に応募されたアート作品の紹介。この日以後、1日につき1作品のファンアートが紹介されていくが、特筆する内容がない限り、本記事では割愛する。

ナイアンティック調査(2):コミックコン(映像)

まとめ映像シリーズ「ナイアンティック調査」2本目、コミックコンとタイコの続報。タイコは画像SNS「Tumblr」に作品を公開していた。作品は彼が未来から受け取ったビジョンだと言う。これらが意味するものとは?

この映像中に現れるQRコードから、タイコが描いたとみられるスケッチが発見される。描かれているのはサンフランシスコのトランスアメリカ・ピラミッドと思われる建造物であり、座礁船ナイアンティック号は、現在この建物の隣に安置されている。

タイコのタンブラー

上記映像で紹介された、Tumblr(タンブラー)上に掲載されていたタイコによる全5点の作品と文章。タイコ自身にも描かれたものの意味はわからない。コミック・コンに現れることが予告されていた。このビジョンを得てから、何者かに監視されているという。

複製

nianticproject.com未掲載文書。スキャナーで取得されたメディアから発見され、エージェントによってGoogle+上で開示された。デヴラとオリバー・リントン=ウルフの会話記録。 オリバーが開発したレゾネーターがXMの背後にいる何者かに複製されている。オリバーはそれに対抗手段を講じているが、デヴラは反対している。

11月19日 月曜日

TFT(11/18):次なる革新は量子ナノテクノロジーか

日付が改ざんされたメールについて、創造性に対するXMの影響についてなど。

レゾネーター

オリバーとカルヴィンのやりとり。実験に利用するXM量が不足している問題に対し、オリバーは最初のXMオブジェクトとしてレゾネーターを開発している。オリバーはXMによる能力の増幅を感じ取る。

11月20日 火曜日

TFT(11/19):センシティブとは何か

ナイアンティック計画ではセンシティブと呼ばれる人々が採用されていた。センシティブとは何なのだろうか?

センシティブ(1)

カルヴィンがナイアンティック計画関係者に対し送った文書、前半部。センシティブ特定方法の例として、プロジェクトメンバーのセンシティブ能力特性について説明している。ミスティ、デヴラ、ジャービス、ハンク、エノク(途中まで)のフルネームと人物像がこの時点で明らかになる。

【ワード・オブ・ザ・デイ】

今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。

11月14日 (11/13):「クラーク第三法則
11月15日 (11/14):「ノンバーキング・ドッグ
11月15日 (11/15):「エキゾチックマター
11月17日 (11/16):「クォンタム・メカニクス
11月18日 (11/17):「センシティブ
11月19日 (11/18):「ランダムネス
11月20日 (11/19):「シェイパー

今週初めて「エキゾチック・マター」をはじめとするイングレス用語(太字)がピックアップされました。簡素な定義ながら、当時のユーザーにとっては重要な用語解説となったことでしょう。

【解説】

日本時間11月16日、Googleのプレイストア上にイングレス・スキャナーのクローズド・ベータ版が公開されました。これを受け、国家情報局が漏洩元を突き止めようと、動揺している様子がうかがえます。当初このアプリはナイアンティック計画において、各地のXM確保やレゾネーターの配備を行うための研究ツールとして開発されましたが、公開された「イングレス」には、どういうわけかジャービスのメッセージが追加されていました。

この「ジャービスのメッセージ」は、現在のプライム・スキャナーでも聞くことができます。アプリインストール後、ADAによるガイダンスの途中に割り込む形で、ジャービスがエンライテンドの意義を説き、勧誘してきます(インストール後も「設定」→「Ingressエージェント・チュートリアル」を再開すると、陣営に関わらず聞くことができます)。

先週までに名前がわかっていたデヴラ・ボグダノヴィッチ、エゼキエル・カルヴィンに続き、今週は続々とプロジェクト関係者の名前が明らかになっていきました。中でもローランド・ジャービス、これまで名前しかわからなかったビクター・クレーゼの2人は音声で登場し、彼ら自身の言葉を発しています。またオリバー・リントン=ウルフは技術者で、スキャナー内で使われているレゾネーターの開発者である事もわかりました。

ジャービスとクレーゼの音声映像では、最初にADAとのやり取りがあります。これは先週発見されていたADAのガイダンス映像に続くものと考えられます。キャリブレーション(較正)とは簡単に言うと、測定機器の初期調整動作のこと。ナイアンティック計画のために開発されたインテリジェント・アルゴリズム...つまりADAとは人工知能の名前で、この映像はADAがプロジェクト・メンバーを個別認識するために、データを収集している様子だということがわかります。

(以下ネタバレ。クリックで開きます)

ジャービスがキャリブレーション中に話していた「狂人」、彼こそがコミック「イングレス・オリジン」に登場したギアー氏です。ジャービスの彫刻作品について、ギアーは「盗作」だとして訴訟を起こしました。ジャービスと全く同じアイデアが、ギアーの内にもあったのだと。このことで、彼が自分自身のものだと思っていたアイデアが、実は何者か...シェイパーによって、外からもたらされたものだったことに気づきました。

ジャービスはナイアンティック計画が始まるよりも前から、シェイパーの存在に気づいていたのです...。

では、今週リリースされたゲーム「イングレス」の漏洩に、ジャービスは関与していたのでしょうか?「ゲーム」に新たに追加されていたメッセージは、ジャービスの声で語られていました。この件については、また後日、新たな情報が現れます。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

今週のリュケイオンはお休みいたします。

Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!

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