タイムマシン:2013年01月09日~15日

2013年01月09日~15日
引き続きフェリシア・ハジラ=リーの小説が公開されました。ナイアンティック計画では、啓示の夜の波紋が内部の動揺を引き起こしています。
【概要】

01月09日 水曜日

エキゾチック・マター第1章(6)(English)

小説「エキゾチック・マター」第6の断片。原文16~17ページ、日本語(紙書籍)版22~25ページ。デヴラはカップルの窃盗を見抜き、彼らを威圧する。車内から友人に電話をかけ、待ち合わせを決めたが、ADAから警告を受ける。

01月10日 木曜日

TFT(01/10):エキゾチックマター第1章の閉幕

この日でハジラ=リーの小説は第1章すべてを開示した。さらに続きを入手するつもりだが、これまでの内容について裏付けを取る必要がある。

エキゾチック・マター第1章(7)(English)

小説「エキゾチック・マター」第7の断片。原文18~19ページ、日本語(紙書籍)版25~28ページ。デヴラは列車内でジャービスの訃報を知り、ADAに警戒心を抱く。スマートフォンを窃盗カップルのバッグに遺棄し、列車を降りる。第1章はここで完結する。

01月11日 金曜日

TFT(01/11):連絡経路の再開

ナイアンティック計画のセキュリティが強化されたために、滞っていた内部情報がようやく入手できた。

動揺の広がり

ミスティ・ハンナが研究施設から出ることを要請、クレーゼは施設内に留まるよう説得。これを受けカルヴィンは情報の隠蔽には限界があると訴え、ニィが対応を検討。

01月12日 土曜日

TFT(01/12):ジャービスを待つ女

ジャービスと一緒に殺された女性は何者なのか。なぜ彼女だったのか。

死亡者の身元

ユェン・ニィからカルヴィンに宛てた文書。チューリッヒ事件の被害女性の身元が依然わからないことについて、特定を急ぐよう要請。

アクセス・ダイブ

ヴェルム・インヴェニリの登場。彼らが入手したスキャナー有効化コード配布の支援をシャポーに要請し、2枚のストーリーボードを提示。

外を見よ (EAW)

ポータル群より興味深いものを発見した。また何者かからの「外を見よ」というメッセージを聞いたという。

01月13日 日曜日

ロジエ

フィリップスからエージェント・ロジェに宛てた指示文書。ノマドの撮影に向かったハンク・ジョンソンを秘密裏に監視し、他の監視者を発見した場合は特定せよ。

01月14日 月曜日

損失抑制か好機か

ケン・オーウェンからニィへ宛てた文書。当初ナイアンティックでは事件の情報を否定・抑制する方針であったが、 スキャナー漏洩以来研究者たちが得られるデータは増大しており、これが利益となることを指摘。ケンは情報の取り扱い方針の転換を提案。

01月15日 火曜日

TFT(01/15):誤作動の男

この日の情報の他、ベン・ジャックランドと思しき人物に動きがあったことを示唆している。ただし、このページに隠されていたパスコードのキーワード部が「jackland」であったことから、単にこれを示唆したものだったのか、実際にベンによる何らかの新情報があったのかは未確認。

シェイプド

ニィとカルヴィンの会話記録。オリバーは当初からシェイパーの影響下にあり、それが彼をプロジェクトに参加させた理由だった。ニィは断固としてシェイパーと戦う意志を示した。なお文書中ニィの発言にある「エンドゲーム」はチェス用語で、終盤や大詰めを意味する。

【ワード・オブ・ザ・デイ】

今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。(※イングレス用語は太字)

01月09日 (01/09):「フルーイド・インテリジェンス
01月10日 (01/10):「ウィザード
01月11日 (01/11):「シャーマニズム
01月12日 (01/12):「アルゴリズム
01月13日 (01/13):「ダイバージェント・シンキング
01月14日 (01/14):「ホゾ
01月15日 (01/15):「ニーモニックス

【解説】

先週から断続的に公開されてきたフェリシア・ハジラ=リーの小説「エキゾチック・マター」の第1章が、今週までにすべて公開となりました。これにより、ジャービスと別れたデヴラはチューリッヒで下車することなく、そのまま列車で逃走を続けたこと、その途中で彼女がスマートフォンを遺棄したことが明らかになっています。P.A.シャポーはまだ、この情報を鵜呑みにするつもりはないようですが...。

スマートフォンと言えば、この調査が始まったばかりの頃に、出自不明のスマートフォンを手にした人物がいました。ベン・ジャックランドです。あのスマートフォンの、元の持ち主はデヴラでした。ということは、この小説内でデヴラが遺棄したスマートフォンが、それだったのでしょうか?

...いえいえ、それはおかしな話です。ベンがスマートフォンのことをYouTubeで公開し、NIAがそれを回収したのは、2012年7月以前のことでした。デヴラは啓示の夜以前にも、スマートフォンを紛失したことがあったのでしょうか?それとも...。

チューリッヒの事件と、P.A.シャポーの情報漏洩は、ナイアンティック計画内部にも徐々に波紋を広げていました。ジャービスと一緒に殺された女性の身元は依然不明のまま。あれだけの大事件にも関わらず、ほとんど情報が入らない閉鎖状態に不安を感じたのでしょうか、外に出ることを希望するメンバーも出始めました。もはやすべてを隠し通すことは難しく、一方で流出したイングレス・スキャナーから集まってくる大量のデータは、むしろ研究者たちにとって有益であることも指摘され、NIAの方針転換が起きようとしています。

そしてこの週、またもや新登場のキャラクターが。

ヴェルム・インヴェニリ、通称「VI」は正体不明の諜報集団として突然シャポーに接触し、協力を依頼してきました。彼らはこの後も、特にアノマリーなどに関連する情報をもたらす重要なキャラクターとなります。なお「Verum Inveniri」はラテン語で「真実の探求」を意味しており、トゥルースシーカーを自称するP.A.シャポーと同様の立場であることが示唆されています(が、発言はシャポーほど多くありません)。

(以下ネタバレ。クリックで開きます)タイコのコミック「イングレス・オリジン」には、啓示の夜が起きる前に、デヴラがスマートフォンを盗まれた場面が描かれています。こちらの記述とベンの情報とは時期が合致し、このとき盗まれたスマートフォンがベンの手に渡ったのだと考えることができます。一方で啓示の夜の後、逃走中のデヴラがスマートフォンを遺棄する記述は「オリジン」にはありません。

実はもう1点、この点に言及した作品があります。「オリジン」よりも前にタイコが発表し、現在では入手不能となっている「イングレス1,2&3」というコミック作品です。啓示の夜直後からのデヴラたちの逃走劇が描かれており、こちらではハジラ=リーの小説同様に、デヴラが逃走中にスマートフォンを遺棄しています。

この複数の作者・作品間の、矛盾する描写は一体なんでしょうか?(...楽屋のことは、ちょっと脇に置きましょう・笑)...もしかして、もしかすると、これこそ今まさにNIAが調査を呼びかけている「クレーゼ効果の実例なのではないでしょうか?それがこの世界で起きていることとあまりにも似ていたために、彼らも、私達も、この世界の過去や未来を見ていると、思い込んでいたのではないでしょうか...?

さて一方、CERNを出ていたハンクを監視するためにNIAが送った諜報員は「ロジェ」という人物であることがわかりました。もちろんこのロジェも、ハンクの冒険譚「アラインメント・イングレス」に登場します。...が、このロジェくん、あまり優秀とは言えないようで...CERNを出てチューリッヒ行きの列車に乗って早々、いきなりハンクに尾行がバレてしまいます(ハンクが優秀すぎただけでしょうか...)。その後も現地でダイ・ハードな銃撃戦に巻き込まれたり、啓示の夜について洗いざらい吐かされたり、彼にとっては散々な任務だったようです(笑)。果たして彼は、カルヴィンに良い報告ができたのでしょうか...。


【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)

今週のリュケイオンはお休みいたします。

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