タイムマシン:2013年01月16日~22日
2013年01月16日~22日 |
「啓示の夜」の余波が続く中、物語にまた新たな動きが。イングレス史上最初のアノマリー・イベントへの布石が打たれました。 |
【概要】 |
01月16日 水曜日
クレーゼ、シューベルト、ナガッサの会話記録。ナイアンティック計画研究施設内にジャービスが現れたとみられる発言。シューベルトはジャービスがふたつの次元にまたがって存在している可能性を提示した。
01月17日 木曜日
※時差により、この日の情報は日本時間では翌18日に公開された。
01月18日 金曜日
デヴラとその知人との通話記録。デヴラは知人エドワードに対し、何があっても自分の味方をしてくれるかと確認した。通話内でデヴラが言及した「ダイヤモンド計画」の詳細については不明。
アメリカ国防総省の内部報告書。作成者は陸軍中佐モントゴメリ。2010年10月16日、IQテック社の委託による作戦のため、アフガニスタンへ向かったハンクは行方不明となり、3日後に別の場所で発見された。同行者だったアズマティは監視対象となっている。
01月19日 土曜日
※時差により、この日の情報は日本時間では翌20日に公開された。
01月20日 日曜日
ライトマンからミスティに宛てたメール。ジャービスが再び顕現して以来、ライトマンは自身がエンライテンドであることを強く自覚しており、ミスティもその同志であると考えている。
18日の国防総省報告書の続き。ハンクがアズマティを伴い向かった場所は現地で「エンライテンドの地」と呼ばれ、アレキサンダーの東征にも関連がある。この場所では電子機器が正常に動作しない。ハンクらは現地で古代遺跡を発見したが、それ以上の記憶は曖昧になっている。
なお、文書中でハンクが言及したラドヤード・キプリングは「ジャングル・ブック」などの著書で知られるイギリスの作家。「王子の兄弟にして乞食の仲間」とは同作家の短編「王になろうとした男」冒頭の一節。
01月21日 月曜日
TFT(01/21):ビアトールを制御する
この日の情報(22日投稿「アームズ・メーカーズ」)の他に、カホキアマウンドを訪れたエンライテンド・エージェントからの情報。日曜日に当地のポータルを制したものは「ビアトールを制する」というジャービスのメッセージを聞いたという。
運命+意思×エキゾチックマター(共有) (EAW)
自身の仮説が実証されようとしている。未来とは、運命+意思×XMにより導かれる関数であると述べた。
共有されたリンクは作家トーマス・グレーニアスの公式ウェブサイト記事で、グレーニアスの本拠地であるシアトルの@ランティス・ブックス周辺地域が2陣営に分断された様子を報じたもの(インターネット・アーカイブ)。また同記事では同氏が著書「アラインメント・イングレス」を執筆中であることが公表されている。
01月22日 火曜日
ユェン・ニィ、オリバー、カルヴィンの会話記録。ニィはイングレスの機密漏洩がオリバーの研究に有用であることを確かめ、その支援をするようカルヴィンに指示した。
【ワード・オブ・ザ・デイ】 |
今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。(※イングレス用語は太字)
01月16日 (01/16):「バーナム効果」
01月17日 (01/17):「セルフ・フィルフィリング・プロフェシー」
01月18日 (01/18):「コンパートメンテーション」
01月19日 (01/19):「タンバー」
01月20日 (01/20):「タージバーセイト」
01月21日 (01/21):「ユーネイロフレニア」
01月22日 (01/22):「コミント」
【解説】 |
前年末、カリフォルニアに現れたローランド・ジャービスの幽霊(?)が、遠く離れたCERNのナイアンティック計画研究施設にも姿を見せていたらしいことが判明しました。その影響なのか、あるいは啓示の夜による影響なのか、他の研究者たちにもエンライテンド思想が徐々に広がっている様子が見え始めています。一方漏洩したイングレス・スキャナーによって集まる大量のデータが研究に役立っていることは、前週にも指摘されていたことでしたが、このことへの認知が広がった様子も見えてきます。
前々週、前週に公開されたハジラ=リーの小説から、おそらく今もどこかへ逃亡中と思われるデヴラ本人の音信もありました。やはり彼女は生きていて、何らかの「反撃」を画策しているのでしょうか。
啓示の夜の余波が続く中、この週には新たな動きもありました。
アメリカ・イリノイ州にあるカホキア・マウンド(カホキア墳丘群)と呼ばれる古代遺跡で、ジャービスのメッセージを聞いたエージェントがいたというのです。
──日曜の太陽が沈むときにこのポータルを制御した者が、ビアトールを制御する──。
この年の日曜とは、翌週1月27日のことです。では「ビアトール」とは?前年末にADAとハンクとのやり取りを記録した一連の文書について解説しましたが、この文書に付された機密コードに「VIATOR(ラテン語で"旅人"の意)」という言葉が見つかります。つまりビアトールとはハンク・ジョンソンを指しており、合わせて考えると、(現地時間)27日の日没にこの場所でポータルを制御することが、ハンク・ジョンソンに何らかの影響を及ぼす...そんなふうに読み取れます。
そう、これこそがイングレスの歴史上初めて行われたXMアノマリー・イベント「バトル・フォー・カホキア」の予告だったのです。とはいえ、このときは「エリア内ポータル制御の争奪」というルールこそ共通していますが、アノマリー(XMの異常活性現象)そのものが発生したというストーリー背景はありませんでした。(ですので、このイベントを「アノマリー」と呼ぶのはあくまでゲームプレイ上の区分ということになります。)
それに呼応するように、この週にはハンクが話していた過去のアフガニスタン・アノマリーのさらなる詳細が明らかになり、にわかに探検家ハンク・ジョンソンへの注目が集まっていきました。
この週にはエドガー・アラン・ライトも謎の発言を残しています。(以下ネタバレ。クリックで開きます)
──未来とは、運命+意思×エキゾチックマターにより導かれる関数である。
共有された記事に対するコメントのように見えますが、別の解釈も考えられます。先述の通り、この週にはこの発言と前後して、アノマリー・イベントの予告がありました。
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
プロジェクト・リュケイオンのメンバーによる調査活動などを最後にご紹介します。
本日より開催されているイベント「クレーゼ効果」について、調査員@noranekoinko 氏がわかりやすい解説メモを作成してくださいました。テッセレーションでお馴染みとなった人気キャラ(?)・ネメシス仮面が再び登場です! |
Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
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