タイムマシン:2013年04月10日~16日
2013年04月10日~16日 |
NIAは一連の機密漏洩を「ゲーム上の演出である」とごまかすことで、情報の隠蔽を図る方針を打ち出しました。しかしやはり、組織は一枚岩ではないようです...。 |
【概要】 |
04月10日 水曜日
TFT(04/10):国際規模の同盟関係
この日の情報(11日投稿「脚光の隠蔽」)について。欧州ではポータルデータ・トランスミッションに向けた各陣営の大規模な同盟関係が結ばれている。
フィリップスとオリバーの会話記録。パワーキューブの漏洩に関し、フィリップスはオリバーの関与を疑うが、オリバーは明言を避けた。日本時間4月4日のアップデートによってスキャナーにパワーキューブが実装されたことを受けての会話と思われる。
04月11日 木曜日
第3回イングレス・レポート。トピックはチューリッヒでの大型オペレーション、クルーが8日投稿の新聞記事の事故について証言、各地での陣営情勢と孫子の兵法に着想を得たファンアート、スキャナー技術情報など。エージェントのお気に入りのポータルについて情報提供を呼びかけた。
ケン・オーウェンの「ハイド・イン・スポットライト」戦略に関する内部文書。漏洩したイングレス技術およびナイアンティック計画周辺での一連の事件について、オーウェンはゲーム上の演出であると信じ込ませることでの隠蔽を提案する。
04月12日 金曜日
ストラテジック・エクスプロレーションズの監視報告書。対象者はハンク・ジョンソン。アフリカでのハンクの活動が報告されている。
04月13日 土曜日
オーウェンとカルヴィン、ADAの会話記録。フィリップスがクルーとシャポー暗殺指示を発した事を受け、オーウェンは隠蔽が難しくなる事を懸念している。ADAは交通信号を操作して暗殺を阻止することを提案、代償としてADAのソースコードを外部へ移動する猶予を要求した。
8日に報じられた交通事故の続報を伝える新聞記事。重体男性の身元および現場から逃走した運転者ら2名の行方は依然不明。逃走者はゲーム内の架空の人物だとの情報も。記事の記述から、この事故は4月3日の19時前後に発生していたことがわかる。
04月14日 日曜日
ADAとヘンリー・ボウルズの会話記録。ADAは自身をオフライン化したボウルズに対し撤回を申し入れる。ボウルズにはフィリップスの指示に従うか否かに関わらず暗殺の危険があり、ADAとリチャード・ローブがその回避に協力できる事を示唆した。
04月15日 月曜日
ニィとフィリップスの会話記録。クルーとシャポー暗殺阻止の背後にオーウェン、カルヴィン、ADAの関与があったことが発覚。現状ではADAの完全なシステム終了は難しく、NIAにとって悩ましい状況。
04月16日 火曜日
この日の情報は18日に投稿された。
【ワード・オブ・ザ・デイ】 |
今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。(※イングレス用語は太字)
04月10日 (04/10):「クアリア」
04月11日 (04/11):「マインド・アップローディング」
04月12日 (04/12):「テクノロジカル・シンギュラリティ」
04月13日 (04/13):「エクソコルテックス」
04月14日 (04/14):「メタフィジックス」
04月15日 (04/15):「パースエージョン」
04月16日 (04/16):「プロトヒューマン・ランゲージ」
【解説】 |
ナイアンティック計画のナラティブ・マネジメント担当となっていたケン・オーウェンから、一連の機密情報漏洩に対するNIAの方針について、初めて明確な文書が提示されました。これらはすべて、ゲーム「イングレス」のための演出であると押し通すことで、何もかもが架空の出来事だと大衆に信じ込ませようというのです。
しかしNIAの誰もがこの方針に協力的だったわけではありませんでした。ナイアンティック計画のセキュリティ責任者だったフィリップスは、今も情報漏洩を続けるP.A.シャポーとクルー、それに大勢の眼の前で研究施設からテレポートしてみせたミスティ・ハンナの暗殺を目論んでいました。
これ以上、公に死者が出てしまっては「ゲーム上の演出」というごまかしは通用しなくなります。オーウェンとカルヴィン、そしてADAは、この暗殺の阻止に動きました。これが前週投稿されていた、奇妙な交通事故の舞台裏だったのです。
果たして、事故現場から逃走した男女...P.A.シャポーとクルーは「架空の人物」として扱われ、事件は有耶無耶にされようとしていました。しかしこの事を知ったNIA上層部は、未だ活動を続けているADAの処分に頭を痛めることに。
そのADAは、前週に続き再びボウルズに接触、自身のオフライン化をやめてくれれば、ボウルズの安全確保に協力する事をほのめかし、取引を申し出ました。
一方、前の週にスキャナー上でリリースされていたパワーキューブについて、NIAはオリバー・リントン=ウルフ博士の関与を疑いましたが、オリバーは明言を避けています。
パワーキューブは、エージェントたちにとって待望のアイテムでした。それ以前はポータル周辺などに散乱するXMを拾い集める以外に、XMを充填する方法がなかったのです。しかも現在ほどポータルが多くなかった時代。古いエージェントからは、当時の様々な苦労話も耳にしています。
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
今週のリュケイオンはお休みいたします。
Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
フォローしませんか?