タイムマシン:2013年07月10日~16日
2013年07月10日~16日 |
オペレーション・ヴォイニッチもまたエンライテンドの勝利に終わり、タイムゼロで獲得されていたシェイパーズ・グリフが史上初めて一般公開されました。貴重な研究データを得たいXM企業にも、新たな動きが。 |
【概要】 |
07月10日 水曜日
シャポーは調査活動を通して自身がレジスタンスであると自覚したと明かし、その上で調査には偏見を交えず公平を期していくと述べた。クルーの消息はわからないが、その鍵はキャリーとハンクがやり取りしたシェイパーズ・グリフにあると考えている。
【QOD】ヴィスル・テクノロジーは善か悪か?
07月11日 木曜日
IQテック社による傍受記録、クロスプレインズでハンクの追跡を行った各社工作員の報告と思われる。それによるとハンクは地下施設や禁猟区域を通過しており、それを追跡したヒューロン及びヴィスルの工作員は互いに交戦している。
【QOD】ビクター・クレーゼ博士の死における最大の容疑者は誰か?
07月12日 金曜日
第16回イングレス・レポート (未翻訳)
トーマス・グレーニアスがこの日ライブ配信を行うことをシャポーが速報した。ハンクとキャリーに関連する新情報が開示される可能性がある。
07月13日 土曜日
ハンブルクにてオペレーション・ヴォイニッチ発生(戦績基準は未翻訳)。IQテック社はカルヴィンの指示によりハンクの行動を支援する動きを示したが、同社のアヴリル・ロラゾンはこれを承服しかねている様子。12日のグレーニアス配信の情報から、ハンクは現地には現れないことが分かっている。
【QOD】公開されたシェイパーズ・グリフにより、何が引き起こされるのか?
イングレス公式アカウントより、 オペレーション・ヴォイニッチでエンライテンドが勝利したことが報じられた。
07月14日 日曜日
ロンドンのエンライテンド・エージェントがタイムゼロで獲得したと思われるグリフの画像を一般公開した。シャポーはオペレーション・ヴォイニッチに向かったエージェントらに現地での詳細報告を要請。
【QOD】この日公開されたグリフの意味を分析・提示できるだろうか?
07月15日 月曜日
デヴラの公開書簡。NIAやヒューロン、IQテックはXMの軍事・政治利用を目的としているが、ヴィスルは平和的なXMの有効利用を模索していると主張。オペレーション・ヴォイニッチでは、ハンブルクのエンライテンドがキャリーと何かの受け渡しを行ったこと、その荷物の運搬と調査にロンドンのエンライテンドが関与していることなどの情報がシャポーからもたらされた。
【QOD】ヒューロンは善か悪か、またこの日のデヴラの主張はヴィスルの真意と言えるか?
07月16日 火曜日
ロラゾンと部下デビットの会話記録。ロラゾンはナイアンティック計画施設に残るナガッサ、ライトマン、シューベルトが握る情報を引き出そうと考えている。
【QOD】IQテックは善か悪か?
【ワード・オブ・ザ・デイ】 |
今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。(※イングレス用語は太字)
07月11日 (07/10):「ロゴグラム」
07月12日 (07/11):「キャッシュ」
07月13日 (07/12):「ホロフラシス」
07月14日 (07/13):「アイデティック・メモリー」
07月15日 (07/14):「グロトクロノロジー」
07月16日 (07/15):「オンティック」
07月17日 (07/16):「ダブルエージェント」
【解説】 |
オペレーション・セーブクルーでエンライテンドに転向したとみられるクルーは、その後消息を断っている模様。ここまでの経緯を見守ってきたP.A.シャポーは、その中で改めて自分自身がレジスタンス側の人間である事を再認識したと告白しました(実際に、彼のスキャナー上の陣営はレジスタンスでした)。
この週にハンブルクで発生したオペレーション・ヴォイニッチですが、戦績基準の資料が見つからず、詳細がわかりませんでした。おそらくGoogle+のイベントページ、または企業アカウントから告知され、P.A.シャポーの調査ボードには取り上げられなかったのではないかと思われます...。アノマリーはまたもエンライテンドの勝利に終わりました。
このアノマリーに現れるキャリー・キャンベルの護衛のため、ハンクも現地に来ると思われていたのですが、どういった理由でか今回もハンクは現れなかったようです。代わりにキャリーとの荷物の受け渡しは、ハンブルクとロンドンのエンライテンド・エージェントによって行われました。
そのロンドン・エンライテンドがこのアノマリー直後に、なんとタイムゼロでハンクから引き渡されたと思われるグリフの情報を一般公開しました。これによって、初めてシェイパーズ・グリフの姿が広く知られることとなったのです。画像は編集・加工されていますが、グリフは岩の壁面に描かれたもののように見えます。これに先がけて、この週には当時のハンクがクロスプレインズで辿った足跡を示す文書も漏洩していました。
ハンブルクではキャリーが持参していた研究データもやり取りされていたはずですが、こちらはまだ公開されていません。XM企業各社はなんとか他社に先んじてこれを入手しようと刮目していたはずですが、積極的な動きがみられたのはヴィスルくらいでした。
一方、IQテック内部には新たな動きが。ここまでのアノマリーで同社の動きを主導していたのはカルヴィンでしたが、どうやらそれは必ずしもIQテックの総意とは言えなかったようです。アヴリル・ロラゾン...のちに彼はIQテック社の経営者のひとりであることが明らかになりますが...はカルヴィンの判断を仰がず、未だナイアンティック計画に残っている3人の研究者たちの獲得を目論んでいるようです。
この週、CERNのナイアンティック計画研究施設に残っている研究者たちにスポットが当たりました。スタイン・ライトマン、ユーリ・アラリック・ナガッサ、マーティン・シューベルトの3名です。(以下ネタバレ。クリックで開きます)
横文字のオッサン登場人物が多すぎて、なかなか覚えられないイングレス・ストーリーですが(笑)、中でもこの3人は話が進むにつれ登場回数が減っていったために、知名度は低めです。
スタイン・ライトマンは2015年にシャードとして日本にも上陸し、その時ついた「光男」のニックネームで比較的知られていますね。現在タイムマシンで渦中の人キャリー・キャンベルの跡を継いで、グリフ研究を発展させていく人物です。
ユーリ・アラリック・ナガッサは幼少期を南米のアンデス地方で過ごし、その時現地の少数民族「アナズクテック」と交流をもったことで、シェイパーやXMにまつわる様々な伝承に詳しい人物です。...そう、クロスプレインズの一件でロバート・E・ハワードや19世紀のスペイン人司祭が言及していた、あの不思議な未開民族と繋がりがあるのです。
マーティン・シューベルトは懐疑主義者として知られる物理学者で、大抵その時話題となっているトピックに対し疑義を申し立てる、ちょっと厄介な人物です。彼自身が活躍する出番は、他の2人よりもずっと後になります...。
3人とも研究者としては非常に優秀で、しかも何故か仲が良く、3人集まっての難解な議論がこの先たびたび登場します。そのため誰がいつ呼び始めたのか、彼ら3人をまとめて「ナイアンティック三賢人」というニックネームまでありました。(オシリス世界では、そういった場面は見られませんでしたが...。)
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
今週のリュケイオンはお休みいたします。
Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
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