タイムマシン:2013年08月07日~13日
2013年08月07日~13日 |
イングレス史上初の世界規模アノマリー・カサンドラが勃発しました。これに前後して、シェイパーズ・グリフの解読情報が初めて明らかにされています。 |
【概要】 |
08月07日 水曜日
シャポーではなくリチャード・ローブのアカウントへの動画投稿。プロジェクト・ワイダの跡地を撮影したと思しき映像とともにプロジェクトのあらまし、ナイアンティック計画発足への経緯を語った。
シャポーよりオペレーション・カサンドラの発生が予告された。世界の主要13都市を挙げ、エンライテンドがこれらの都市を掌握しようとしていると警告、レジスタンスとして戦いに加わるよう促している。
08月08日 木曜日
フィリップスと何者かの会話記録。フィリップスは事態収拾のため、オペレーション・カサンドラに向けレジスタンス陣営に裏から働きかけると発言。また関与が疑われるオリバー・リントン=ウルフの暗殺にも言及した。シャポーはフィリップスの会話相手に心当たりがあると言う。
【QOD】現在のジャービスに対するエンライテンド・エージェントたちの見解、信頼はいかなるものか?
08月09日 金曜日
第20回イングレス・レポート (未翻訳)
映像中1分55秒~2分17秒ごろに複数のグリフが繰り返し挿入されている。4分12秒ごろから画面にノイズが混じり、「DO NOT」「TRUST」「HER」のメッセージが繰り返し挿入されていた。
08月10日 土曜日
レスリーという名の調査員からカルヴィンへの報告。前日のイングレス・レポートに混入したグリフのシンボルをオムニボアが解読していた。
【QOD】この日オムニボアが解読したグリフ・メッセージについて
08月11日 日曜日
クルーの映像投稿。第2次セーブクルー以来、初めて明確なエンライテンド思想を表明した。 シェイパーとはレジスタンス側の人間が恣意的に恐怖心を煽るためにつけた呼称であると主張し、シェイパーとの良好な共存関係を築くことを訴えている。
イングレス公式アカウントより、オペレーション・カサンドラのシドニー戦でエンライテンドの勝利が報じられた。
08月12日 月曜日
スタイン・ライトマンがナイアンティック計画中に著したというグリフ解釈の研究文書を投稿。大半がクロスプレインズで発見されたグリフと重複している。10日のシャポーの言及によれば、この文書はオペレーション・ミノタウロスでレジスタンス陣営に引き渡されたもの。
【QOD】多くのグリフを見てきた我々は危険にさらされているのだろうか、その回避策は?
ライトマン・ディサイファメント(頭書) (外部資料)
上記文書がオペレーション・ミノタウロスでレジスタンスに引き渡された際、文書に添えられていた頭書。文書は「啓示の夜」にキャリーが壁や床に描いたグリフを分析したものであり、現在不安定な状態にあるキャリーに代わって託されたものとの説明があった。
08月13日 火曜日
マーティン・シューベルトによる調査概要文書。記録された時期は不明だが、XMが人体に及ぼす身体・精神両面への影響について記載されている。シャポーからは、ドイツ国内でボーダフォン取り扱い店舗のポータル化も報告された。
【QOD】XMや「シェイピング」は個人だけでなく組織をも変えうるのか?その際に、グリフが何らかの役割を果たすのか?
【ワード・オブ・ザ・デイ】 |
今週紹介されたのは、こんなキーワードでした。(※イングレス用語は太字)
08月07日 (08/07):「スコーチド・アース」
08月08日 (08/08):「サイファー」
08月09日 (08/09):「ポリセミー」
08月10日 (08/10):「アレシオロジー」
08月11日 (08/11):「ビヘイビオラル・カスプ」
08月12日 (08/12):「サイモロジー」
08月13日 (08/13):「コンバージェンス・ゾーン」
【解説】 |
前の週、突如オリバーの前に姿を現したジャービスが予告していたアノマリー・カサンドラが、この週シャポーからも、より具体的な形で告知されました。世界中の主要都市がエンライテンドの制御下になれば、その影響は計り知れず、レジスタンスとしてはなんとしても阻止したいところ。フィリップスが率いるNIAも同様の対策を始めるようです。
このアノマリーに関する情報はイングレス・レポートでも配信されていましたが、この週配信された映像には、何者かによる謎のメッセージが混入。NIAの諜報AIオムニボアがこのグリフ・メッセージを解析していました。このメッセージが示す意味は?そして、一体誰がこれを発信しているのでしょうか?
オペレーション・カサンドラはこの週を皮切りに、複数日程にまたがって発生しました。初日のシドニー戦ではエンライテンドが勝利し、優勢を勝ち取っています。同志を力づけるためでしょうか、エンライテンドに転向したクルーはこの週初めて自身の考えを公に発信しました。
クルーがまだレジスタンスだった頃にも、同じように彼女が自身の思想を主張したことがあります。もちろんこれらは陣営の総意などではなく、陣営内の一個人としての、彼女の見解に過ぎません。とは言え、長い歴史の中で陣営を変えた登場人物は何人もいますが、同じ人物によってここまで明確に相反する思想が語られた例は他になく、その意味でも彼女の発言には興味深いものがあります。
* * *
さて一方、前の週に発生したオペレーション・ミノタウロスで勝利したレジスタンスが獲得したとみられるグリフ研究関連の文書が公開されました。これまでグリフ関連の中心人物であったキャリーではなく、最近までCERNに残っていたスタイン・ライトマンが著したもののようです。この週にはオムニボアからもグリフの解析が出されており、これによってようやく個々の図形の意味が、言葉として理解できる形になりました。
また、これと同時に流出したものでしょうか、CERNに残留していたもう一人の研究者マーティン・シューベルトによる調査報告も公開されています。
この週シャポーは旧「プロジェクト・ワイダ」の研究施設を訪れていました。(以下ネタバレ。クリックで開きます)
プロジェクト・ワイダとはナイアンティック計画よりも前にNIAが実施していた極秘プロジェクトのひとつ。いわゆるESPや超常現象といった、かなりオカルトな範疇の研究を行っており、ユーリ・アラリック・ナガッサ博士や、今ではハイレベル・センシティブとして知られるミスティ・ハンナも参加していました。つまりナイアンティック計画メンバーの何人かは、それ以前から面識があった、ということですね。
* * *
それからこの週、オペレーション・カサンドラの発生を受け、対処を迫られたフィリップスが話していた相手は誰だったのでしょうか?
この時点までに名前が登場した人物の中で該当するのは、おそらくダッシャー下院議員ではないかと思われます。ナイアンティック計画の後ろ盾となっている米政府関係者のひとりで、4月に発生したHAZDATAによる研究施設の占拠を指示していた疑いがある人物です。
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
今週のリュケイオンはお休みいたします。
Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
フォローしませんか?