タイムマシン:2013年09月25日~10月02日【最終回】
2013年09月25日~10月02日 |
新たなアノマリー・13マグナスの予兆が明らかになりました。そんな中、P.A.シャポーはその調査活動から身を引くことを決意しました...。タイムマシン調査報告、最終回です。 |
【概要】 |
09月25日 水曜日
ナガッサとライトマンのメール往還。ナガッサは現在アナズクテックの集落付近におり、XMやポータルの影響からは離れている。ナガッサはアナズクテックがかつて文明自壊コードで滅んだ文明の生き残りだと確信している。ライトマンはグリフの研究を始めて以来、精神的な不安定を感じている。
【QOD】アナズクテックが文明自壊コードの生き残りであること、彼らがポータルを隠蔽している可能性について
ミスティとシャポーの会話記録。シャポーはクルーの消息についてミスティに訪ねたが、彼女には何も見えないと言う。ミスティはシャポーに調査活動を離れることを勧めた。
09月26日 木曜日
第27回イングレス・レポート (未翻訳)
09月27日 金曜日
09月28日 土曜日
26日のイングレス・レポートで公開された、レスリーという諜報員からカルヴィンに転送されたとみられる報告文書。衛星のXMデータ計測中に発見されたデータには、「13MAGNUS」の文字が繰り返し表示されていた。シャポーによれば、これは次に発生するアノマリーの日付と場所を示している。なお文書中にある「ラングレー」は地名と考えられるが、複数の国・地域に存在する。
【QOD】13マグナスとは何か?
09月29日 日曜日
タイコのコミックページを公開。シャポーはタイコ2作目の全ページを入手したと報告。
【QOD】前日の考察を踏まえて、これまでの1年間の調査でわかったことを提示し、見直すことを求めた。
09月30日 月曜日
タイコのコミックページを公開。とある調査員が13マグナスに関する音声記録からエゼキエル・カルヴィンの関与を指摘したとシャポーが報告。
【QOD】これまでの調査からカルヴィンについての情報を洗い出すことを求めた。
10月01日 火曜日
タイコのコミックページを公開。前回のイングレス・レポートに、古代エジプト神オシリスと思われる絵画の一部が発見された。
【QOD】何故オシリスの絵が見つかったのか?ナイアンティック計画の関係者らを古代ローマの神々に照らし合わせるとすれば、どのような組み合わせになるか?またその理由は?
10月02日 水曜日
シャポー、nianticproject.comウェブサイトの更新休止を宣言。25日のミスティの助言に従い、調査活動から離れることを決めた。ウェブサイトは凍結されるが、以後の調査はSNS上で継続するよう信頼できる人物に依頼した。調査ボード上にはこれ以降ウェブサイトにアクセスした者への案内文が掲載された。
【ワード・オブ・ザ・デイ】 |
今週のワード・オブ・ザ・デイはこちら。
【解説】 |
ハンクやADAに頼ってもなお、クルーの消息がつかめなかったP.A.シャポーは、一連の事件の発端とも言えるミスティ・ハンナに連絡を取りました。しかし高レベル・センシティブのミスティにさえ、クルーの行方はわかりませんでした。代わりにミスティは、シャポーに「グリッドからの離脱」を勧めました。
一方、この週のイングレス・レポートが新たにつかんだ情報は、翌月から1ヶ月以上、世界14都市に及ぶ大規模なアノマリーを予告していました。文書中に繰り返し登場したキーワードから、このアノマリーは13マグナスと呼ばれることになります。この情報にはエゼキエル・カルヴィンの関与が疑われ、またエジプトの神の一柱であるオシリスが、何かを示唆していました。
迫りくる新たなアノマリーに向け、これから様々な情報が浮上してくるであろう...そんな局面でしたが、シャポーは突如調査活動の中断を決めました。ミスティの進言に従った形でしたが、クルーの件も含め、この一連の出来事に深く首を突っ込み過ぎている現状から離れ、一度頭を冷やしたかったのかもしれません。
...かくして、およそ11ヶ月続いてきたP.A.シャポーの調査ボードは、凍結されることとなりました。最初期からの流れを追ってきたこの「タイムマシン」も、ここで一度調査を終わることといたします。資料調査にご協力頂いたプロジェクト・リュケイオンメンバー各位、そしてここまでご愛読頂いたエージェントの皆様に深くお礼申し上げます。
P.A.シャポーが去ったあと、ストーリーはどうなっていったのでしょうか?【後日譚】(以下ネタバレ。クリックで開きます)
...シャポーの予告通り、この翌日には彼の後任者「X」氏がGoogle+上に登場(アカウントはシャポーがそれまで使用していたもの)。以後はこのX氏がストーリーテラーを引き継ぎ、物語は途切れることなく続いていきます。
ちなみにこのX氏、ベリティ・セケ(Verity Seke)という別名を持つことが後にわかり、さらにかなりあとになって実は女性であること、人間ではなくADAのようなソフトウェアの一部であることなどが明らかになります。それまでこの人物については名前以外ほとんどわかっていなかったため、Lycaeum.netでの日本語訳は多くがP.A.シャポーに似た人物を想定した文体となっています。
P.A.シャポーも完全に消えたわけではなく、その後もごくたまに本名リチャード・ローブのアカウントから発言がありました。2015年のアバドン・アノマリーが近づくと徐々に発言が増え、そして翌2016年1月には新たな調査サイト「インベスティゲート・イングレス」を開設、再び表舞台に帰ってきます。
ここまでのお話としては中途半端に終わっているクルーの事件は、次の13マグナス・アノマリー中に進展します。秘密結社13マグナスに関する古い資料を追うハンクとデヴラの前に突如現れたクルーは、その身体の中にADAを宿していたのでした。
シェイパーズ・グリフの研究はその後もスタイン・ライトマンによって進められ、2014年2月には何者かの手でスキャナーのグリフハック機能として実装されることになります。
また、毎日更新されてきたワード・オブ・ザ・デイはエージェントJojo Stratton(ジョジョ・ストラットン)氏があとを引き継ぎ、その後も長きにわたりエージェントたちに様々な示唆や啓示を与え続けました。その功績は後にエドガー・アラン・ライト博士にも認められ、初代EAWメダルが授与されています。
この後のストーリーについては下記にまとめています。
【あらすじ】2014年・リカージョンまでのストーリー【解説】
【今週のリュケイオン】 (不定期掲載)
今週のリュケイオンはお休みいたします。
Lycaeum Wrap-Upでは、イングレス・ストーリーに関するメンバーの活動を併せて紹介していきたいと考えています。まとめ・考察・参考資料・ファンアートなど、ぜひリュケイオン・テレグラムにてリンクをご紹介ください!
フォローしませんか?